週刊ダイヤモンド今週号より〜トヨタ販売店で実践される“営業力”とは?IT活用の成功事例
[14/03/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
徳島市にあるトヨタ<7203>の販売店がITを駆使した画期的なチーム営業で注目を集めています。トヨタカローラ徳島は2000年以降、全国トヨタ販売店準総合表彰を受けている超優良店。徳島県内の新車需要は1万7000台(軽を除く)ですが、同社だけで県内シェア18.1%を握るそうです。
今週号の週刊ダイヤモンドでは企業競争力の源泉とも言える「営業力」に焦点を当てた特集を掲載。その実践編としてITの進展に伴った激変する営業現場に迫り、ITの威力を活用したチーム営業でクラウドやソーシャル、モバイルといった新技術が活用されるケースを紹介しています。
先に触れたトヨタカローラ徳島では、1時間ごとに利益情報が更新され、各店舗のディスプレイで全社員が共有できるツールが利用されています。同社では経営数値の“見える化”を推進し、その結果、社員に経営意識が植え付けられたといいます。
例えば、車検のお客が来れば、「今回の車検料金と1年後の下取り査定額を勘案すると、整備よりも下取りに出してもらい、それを頭金に新車の購入を進めてはどうか」という、以前は整備にしか頭になかったエンジニアが全体のバリューチェーンに基づいた提案をできるようになりました。
かつては同じ社内でも自分中心にバラバラの方向を見ていた社員が、店舗全体で情報と目標を共有することで部門間の連帯を生み出すことに成功したと記事は指摘しています。
ヤマトホールディングス<9064>傘下で決済サービス事業を手掛けるヤマトフィナンシャルは、全国の営業担当者間の情報共有ツールとして、社内SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を活用しています。
同社は全国70拠点に230人の営業マンを抱えますが、このSNSシステムは地域を超えて営業マン同士が情報共有したり、個人が持つ営業スタイルやノウハウを自慢したり相談したりするツールが欲しいという声から生まれました。
社内SNSは12年11月から「知恵ッター」というツールを実現させ、全社でスピーディーかつ水平展開の情報共有が可能になりました。
<NT>
今週号の週刊ダイヤモンドでは企業競争力の源泉とも言える「営業力」に焦点を当てた特集を掲載。その実践編としてITの進展に伴った激変する営業現場に迫り、ITの威力を活用したチーム営業でクラウドやソーシャル、モバイルといった新技術が活用されるケースを紹介しています。
先に触れたトヨタカローラ徳島では、1時間ごとに利益情報が更新され、各店舗のディスプレイで全社員が共有できるツールが利用されています。同社では経営数値の“見える化”を推進し、その結果、社員に経営意識が植え付けられたといいます。
例えば、車検のお客が来れば、「今回の車検料金と1年後の下取り査定額を勘案すると、整備よりも下取りに出してもらい、それを頭金に新車の購入を進めてはどうか」という、以前は整備にしか頭になかったエンジニアが全体のバリューチェーンに基づいた提案をできるようになりました。
かつては同じ社内でも自分中心にバラバラの方向を見ていた社員が、店舗全体で情報と目標を共有することで部門間の連帯を生み出すことに成功したと記事は指摘しています。
ヤマトホールディングス<9064>傘下で決済サービス事業を手掛けるヤマトフィナンシャルは、全国の営業担当者間の情報共有ツールとして、社内SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を活用しています。
同社は全国70拠点に230人の営業マンを抱えますが、このSNSシステムは地域を超えて営業マン同士が情報共有したり、個人が持つ営業スタイルやノウハウを自慢したり相談したりするツールが欲しいという声から生まれました。
社内SNSは12年11月から「知恵ッター」というツールを実現させ、全社でスピーディーかつ水平展開の情報共有が可能になりました。
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