【中国から探る日本株】家電のメーデー商戦は好調、一部都市では売上高1.6倍に
[14/05/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国各地の家電市場で、メーデー商戦が活況だったようだ。江蘇省の中堅都市・常州市では、家電量販大手の期間中の実店舗売上高が1.6倍に増加。オンライン通販では同2.2倍に増えたと報じられている。中でも夏場の到来を前にエアコンが好調だったほか、ソニー<6758>やシャープ<6753>、サムスンなど海外ブランドのテレビも順調に売り上げを伸ばしたもようだ。
このほか、4大直轄市の一つ、天津市ではテレビとエアコンの販売台数が前年同期比で2.5倍に伸びたという。メーカーや量販店が値引きなどのプロモーションを強化したことに加えて、天候に恵まれたことから人出も増えたと報じられている。
ただ、市場競争が激化する中で、今後の家電市場については慎重な見方も示されている。過去に実施されていた家電購入補助政策で需要が一巡していること、さらには不動産市場の低迷が家電の需要にも影響を及ぼすと懸念されている。
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このほか、4大直轄市の一つ、天津市ではテレビとエアコンの販売台数が前年同期比で2.5倍に伸びたという。メーカーや量販店が値引きなどのプロモーションを強化したことに加えて、天候に恵まれたことから人出も増えたと報じられている。
ただ、市場競争が激化する中で、今後の家電市場については慎重な見方も示されている。過去に実施されていた家電購入補助政策で需要が一巡していること、さらには不動産市場の低迷が家電の需要にも影響を及ぼすと懸念されている。
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