【中国から探る日本株】W杯効果で4Kテレビの販売好調、ソニーは中国勢に押され気味
[14/06/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会が開幕し、連日で各国代表が熱い戦いを繰り広げているが、中国でもW杯商戦が熱を帯びているようだ。地元メディアによると、価格の低下も手伝って、高画質の4Kテレビやスマートテレビの販売が好調だという。
広東省広州市のある家電量販店では、ここ1カ月のテレビ販売台数が直近1カ月に比べて30%以上の伸びを示した。中でも4Kテレビの販売台数は50%前後の大幅な増加となっている。
売れ筋は、国産ブランドのTCLやコンカ(康佳)のほか、韓国サムスンなど。ソニー<6758>も「質の高さ」で人気はあるが、価格競争力のある中国勢にやや押され気味だという。
市場調査会社のディスプレイサーチはこれより先、W杯効果によって世界の4Kテレビ販売台数が2014年に1230万台へ急増すると予想。前年の160万台から7倍以上に急増する見込みだ。うち中国での出荷台数が78%を占めると予測している。
ただ、中国の消費者にとって残念なことに、放送権を持つ中国中央テレビ局(CCTV)はW杯の4K中継放送は行わないもようだと地元メディアが伝えている。
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広東省広州市のある家電量販店では、ここ1カ月のテレビ販売台数が直近1カ月に比べて30%以上の伸びを示した。中でも4Kテレビの販売台数は50%前後の大幅な増加となっている。
売れ筋は、国産ブランドのTCLやコンカ(康佳)のほか、韓国サムスンなど。ソニー<6758>も「質の高さ」で人気はあるが、価格競争力のある中国勢にやや押され気味だという。
市場調査会社のディスプレイサーチはこれより先、W杯効果によって世界の4Kテレビ販売台数が2014年に1230万台へ急増すると予想。前年の160万台から7倍以上に急増する見込みだ。うち中国での出荷台数が78%を占めると予測している。
ただ、中国の消費者にとって残念なことに、放送権を持つ中国中央テレビ局(CCTV)はW杯の4K中継放送は行わないもようだと地元メディアが伝えている。
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