日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は38円安、連休控え利益確定売りが先行
[14/05/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は反落スタート、連休控え利益確定売りが先行】
9時34分現在の日経平均株価は、14446.39円(前日比-38.74円)で推移。日経平均は反落で始まった。1日の米国市場がまちまちだったほか、本日2日に米雇用統計を控えていること、大型連休の後半に入ることもあり、前日の大幅続伸に対する利益確定の売りが先行している。
売買代金上位では業績下方修正を発表したソニー<6758>が売り気配スタート、ソフトバンク<9984>、トヨタ自<7203>、エプソン<6724>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>が軟調。一方で、三井住友<8316>、ホンダ<7267>、三菱地所<8802>、マイクロニクス<6871>、サイバーダイン<7779>が堅調。セクターでは、不動産、ゴム製品、海運が小じっかり。半面、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、水産・農林、空運、倉庫・運輸などが冴えない。
【ドル・円は102円29銭付近、米4月雇用統計を控え様子見に】
ドル・円は102円29銭付近で推移。株安を意識してドル・円は伸び悩んでいるものの、リスク回避的なドル売りが増えている様子はなく、ドル・円は102円台前半でもみ合いを続けるのではないか、との声が聞かれている。また、今晩に米4月雇用統計が発表されることから、一部の投資家は様子見を続けているもよう。
■今後のポイント
・日経平均株価の下落を意識したドル売りは限定的との見方
・4月米雇用統計の発表を控えており、様子見の投資家が多い
9時34分時点のドル・円は102円29銭、ユーロ・円は141円84銭、ポンド・円は172円81銭、豪ドル・円は94円85銭付近で推移している。
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