NY株式:ダウは61ドル高、欧州の追加緩和期待が広がる
[14/08/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
14日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は61.78ドル高の16713.58、ナスダックは18.88ポイント高の4453.00で取引を終了した。4-6月期ユーロ圏GDPが横這いとなったことで欧州中銀が追加緩和を実施するとの思惑が広がり、欧州株式相場が堅調推移となった流れを受けて買いが先行。また、ウクライナ情勢が比較的落ち着いていることも引き続き好感され、終日堅調推移となった。セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや小売が上昇する一方、エネルギーや半導体・半導体製造装置が下落した。
著名投資家バフェット氏率いる保険・投資会社のバークシャー・ハサウェイ(BRKA)の株価が20万ドルの節目を突破。百貨店のコールズ(KSS)は、決算で利益が予想を上回ったほか、7月の既存点売上改善が好感されて堅調推移となった。一方で、ネットワーク機器のシスコシステムズ(CSCO)は予想を上回る決算を発表したものの、新興国需要に慎重な見方を示し、6000人規模の人員削減計画を明らかにして下落。
マーケット終了後に百貨店のJCペニー(JCP)やノードストローム(JWN)が好決算を発表し、両社とも時間外取引で上昇して推移している。
(Horiko Capital Management LLC)
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