日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は21円安、模様眺めムードが強まる
[14/10/07]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
【日経平均は21円安、模様眺めムードが強まる】
12時55分現在の日経平均株価は、15869.54円(前日比-21.41円)で推移。日経平均は下げに転じて始まっている。ランチタイムの225先物はじりじりと失速する流れとなり、前引け際には15930円まで上昇していたが、現物の後場寄り付き直後には15870円を付けている。昼のバスケットは売り買いトントンとの観測。円相場は1ドル=109円15銭辺りでの推移となっている。日銀金融政策決定会合の結果のほか、黒田日銀総裁の会見内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まっているようである。
規模別指数では大型株指数のみがプラス圏で推移しており、中型、小型株指数はマイナス圏に。セクターでは、保険、電力・ガス、不動産、水産・農林、陸運、情報・通信などが堅調。売買代金上位では、富士フイルム<4901>、ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>、FFRI<3692>が堅調。一方で、ミクシィ<2121>、ファーストリテ<9983>、マツダ<7261>、ファナック<6954>が冴えない。
【ドル・円は109円12銭付近、黒田日銀総裁の円安容認発言で堅調推移】
ドル・円は109円12銭付近で推移。ドル・円は、黒田日銀総裁の円安容認発言「円安の影響は、経済全体として問題が生じていることは無い」で堅調推移。ユーロ・ドルは、1.2606ドルから1.2660ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、137円54銭から137円70銭で推移。
12時55分時点のドル・円は109円12銭、ユーロ・円は137円69銭、ポンド・円は175円05銭、豪ドル・円は95円38銭付近で推移している。
<KO>