個別銘柄戦略:ストレートに米国株高を好感へ、輸出関連では自動車株が優位か
[14/10/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
米早期利上げ懸念後退を背景に米国市場が大幅上昇、為替市場でもそれほど円高は進んでおらず、東京市場はストレートに米国株高を好感する流れが期待される。輸出関連では、半導体製造装置の格下げの動きがみられることで、ハイテクよりも自動車などが優勢か。銀行株にも買い安心感が強まるほか、不動産株も空室率の状況次第では反発力を強めていく可能性があろう。米国ではアルコが決算発表後に時間外取引で上昇しているが、資源価格の下落基調などは足を引っ張りそうだ。
小売ではファーストリテイリング<9983>の決算発表が本日予定されている。足元の既存店好調などから期待感が先行する可能性。免税品の販売拡大報道など伝わっていることで関連銘柄の動向にも注目。SIMロック来年度解除報道でMVNO関連など、エナリス<6079>の新サービス報道から省エネ関連銘柄などにも関心。すかいらーく<3197>が新規上場、苦戦も予想されているが全体相場への影響は限定的となりそうだ。
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