豪ドル週間見通し:弱含みか、商品市況の低迷でインフレ率低下も
[15/01/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■豪ドル下落、インフレ率低迷と中国の景況感悪化懸念で
先週の豪ドル・円は下落。12月のTDセキュリティーズインフレ率が低下したこと、中国の景況感悪化懸念が高まったこと、原油価格や鉄鉱石価格の下落を受けた商品市況の低迷で、景況感悪化懸念が高まったことから、対円レートは93円台前半まで下落した。取引レンジは93円06銭-97円39銭。
■豪ドル弱含みか、インフレ率低下観測で
今週の豪ドル・円は弱含みか。商品市況の低迷を受けて10-12月期のインフレ率が低下することが予想されていることで、対円レートは弱含みに推移すると予想する。スティーブンス豪準備銀行(中央銀行)総裁が豪ドル安誘導を表明していること、豪準備銀行による利下げ観測が高まっていることも、豪ドル売り要因となる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・28日:10-12月期消費者物価指数(予想:+1.8%、7-9月期:+2.3%)
予想レンジ:92円00銭-96円00銭
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