日経平均は141円安、ギリシャのデフォルト懸念の再燃などが重しに
[15/02/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
14時19分現在の日経平均株価は、17536.83円(前日比-141.91円)で推移。注目されていた30年国債入札が無難な結果となったことから、後場の日経平均は一時17595.53円(同-83.21円)まで下げ幅を縮小する場面がみられた。ただ、先物への断続的な売りのほか、ギリシャの債務不履行(デフォルト)懸念の再燃、不安定な原油市況への警戒感、明日6日の米国1月雇用統計を見極めたいとの見方などもあり、日経平均は再度弱含む展開に。
主力処では、指数インパクトの高いソフトバンク<9984>やファーストリテ<9983>、ファナック<6954>がさえないほか、決算嫌気で日立<6501>の下落も目立つ。その一方、三菱UFJ<8306>や三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>のメガバンクが堅調。ソニー<6758>は一時ストップ高も、その後はやや上げ幅を縮小する動きに。
セクター別では、不動産、銀行、その他金融、金属製品、パルプ・紙などが上昇する一方、繊維、鉱業、非鉄金属、機械、倉庫・運輸などが下落。値上がり率上位には、BPカストロール<5015>、ソニー<6758>、ボルテージ<3639>、シスメックス<6869>、大幸薬品<4574>などがランクイン。値下がり率上位には、ツクイ<2398>、日立<6501>、NIPPO<1881>、テレビ朝日HD<9409>、ブラザー<6448>などがランクイン。売買代金上位には、ソニー<6758>、日立<6501>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友FG<8316>などがランクインしている。
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