日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は142円高、米国株高を好感
[15/02/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は142円高、米国株高を好感】
9時35分現在の日経平均株価は、17647.50円(前日比+142.88円)で推移。日経平均は反発で始まった。5日の米国市場では雇用統計への期待が広がり終日堅調推移となった。原油相場が上昇したことや、欧州中央銀行(ECB)がギリシャ中銀への緊急流動性支援(ELA)の拡大を承認するとの報道なども材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の17730円となり、これにサヤ寄せする格好に。
指数インパクトの大きいところでは、米スプリントの10-12月売上高が予想を上回ったことを受けて、ソフトバンク<9984>が上昇。ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>なども買いが先行している。セクターでは、不動産、鉱業、その他金融、金属製品、石油・石炭、その他製品、電力・ガス、銀行などが上昇。一方で、保険、水産・農林が小安く始まった。
【ドル・円は117円42銭付近、株高意識のリスク選好的な円売りは増えず】
ドル・円は117円42銭付近で推移。日経平均株価の上昇は想定の範囲内との声が聞かれており、株高を意識したリスク選好的な円売りは増えていないもよう。ただし、米長期金利の上昇を意識したドル買いは観測されており、アジア市場においては、ドル・円は117円50銭前後でやや堅調に推移するとの見方が多いようだ。
■今後のポイント
・日経平均株価の上昇は想定の範囲内
・米長期金利の上昇を意識したドル買いも
9時35分時点のドル・円は117円42銭、ユーロ・円は134円67銭、ポンド・円は180円00銭、豪ドル・円は92円08銭で推移している。
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