NY株式:ダウは33ドル安、軟調な中国株式相場を嫌気
[15/08/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
18日の米国株式相場は下落。ダウ平均は33.84ドル安の17511.34、ナスダックは32.35ポイント安の5059.35で取引を終了した。中国人民銀行が同国金融システムに大規模な資金投入を行ったにも関わらず中国株式相場が急落した流れを受け、朝方は売りが先行。7月住宅着工件数が予想を上振れたことで上昇する場面もあったが、小売大手が冴えない決算を発表したことも重しとなり、下げ幅を拡大した。セクター別では、小売や自動車・自動車部品が上昇する一方で半導体・半導体製造装置やメディアが下落した。
ディスカウントストアのウォルマート(WMT)は決算内容が嫌気されたほか、通期の利益見通しを引き下げ、下落。エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、ウェルズファーゴによる投資判断引き下げを受け、軟調推移。一方で、ホームセンターのホーム・デポ(HD)は通期の業績見通しを引き上げ、上昇した。ディスカウントストアのTJX(TJX)も好決算を発表して上昇。革製品などのコーチ(COH)は、ジェフリーズの投資判断引き上げで堅調推移となった。
明日は、FOMC議事録が公開される。7月の声明では、利上げ開始の条件として労働市場の「いくらか」の改善を確認したいとの指摘があったが、FOMCはどれほど労働市場が改善すれば、インフレ率の上昇が始まると考えているのかについて確認したい。
Horiko Capital Management LLC
<TM>
ディスカウントストアのウォルマート(WMT)は決算内容が嫌気されたほか、通期の利益見通しを引き下げ、下落。エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、ウェルズファーゴによる投資判断引き下げを受け、軟調推移。一方で、ホームセンターのホーム・デポ(HD)は通期の業績見通しを引き上げ、上昇した。ディスカウントストアのTJX(TJX)も好決算を発表して上昇。革製品などのコーチ(COH)は、ジェフリーズの投資判断引き上げで堅調推移となった。
明日は、FOMC議事録が公開される。7月の声明では、利上げ開始の条件として労働市場の「いくらか」の改善を確認したいとの指摘があったが、FOMCはどれほど労働市場が改善すれば、インフレ率の上昇が始まると考えているのかについて確認したい。
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