NY株式:ダウは91ドル安、利上げ警戒感が相場の重し
[16/05/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
19日の米国株式相場は下落。ダウ平均は91.22ドル安の17435.40、ナスダックは26.59ポイント安の4712.53で取引を終了した。昨日のFOMC議事録を受けた利上げ懸念からアジア・欧州株がほぼ全面安となり、米国株にも売りが広がった。フィッシャーFRB副議長がインフレ目標や雇用情勢の改善に言及したほか、NY連銀総裁も6月か7月の利上げの可能性を示唆した。しかしながら主要企業決算が好感され、引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、食品・生活必需品小売や公益事業が上昇する一方で自動車・自動車部品や資本財が下落した。
ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は決算内容が好感され、上昇。小売最大手のウォルマート(WMT)は減益ながら予想を上回る決算を発表し、大幅上昇。種子メーカーのモンサント(MON)はドイツの化学大手バイエルから買収提案を受け、堅調推移。一方で、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は燃費誤表示を巡る販売停止について、スポーツ多目的車(SUV)所有者13万人への補償計画が報じられ、売られた。
昨日まで小売り各社に軟調な決算が相次いでいたものの、最大手ウォルマートの決算が予想を上振れたことで、百貨店やアパレル企業など小売各社に幅広く買いが広がった。
Horiko Capital Management LLC
<TM>
ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は決算内容が好感され、上昇。小売最大手のウォルマート(WMT)は減益ながら予想を上回る決算を発表し、大幅上昇。種子メーカーのモンサント(MON)はドイツの化学大手バイエルから買収提案を受け、堅調推移。一方で、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は燃費誤表示を巡る販売停止について、スポーツ多目的車(SUV)所有者13万人への補償計画が報じられ、売られた。
昨日まで小売り各社に軟調な決算が相次いでいたものの、最大手ウォルマートの決算が予想を上振れたことで、百貨店やアパレル企業など小売各社に幅広く買いが広がった。
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