個別銘柄戦略:地方中核都市の銀行株などに注目も
[16/09/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
ポジション整理の動きも前日で一巡した感があり、本日は日銀決定会合の結果発表までは動意薄の展開となろう。今回の金融政策が現状維持であった場合、為替はやや円高反応をみせる公算だが、一方で銀行株には安心感が強まる見通しであり、市場全体にはポジティブな方向となりそうだ。ただ、今晩にFOMCを控えていることで、上値余地も限られたものとなろう。昨日基準地価が発表されているが、地方中核都市とそれ以外の地域で明暗が分かれる状況にもなっている。不動産株へのポジティブな見方は限定的、地方中核都市に拠点を構える銀行株などにはプラスの反応が見込まれる。ほか、クミアイとイハラケミカルの統合が伝わっており、農薬各社などには再編期待の流れが波及する余地も。
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