今週の【日経平均】11月13日〜11月17日『22000円割れ寸前まで値を下げる場面も』
[17/11/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【大幅に4日続落、戻りの鈍さで引けにかけて売りかさむ】13日(月)
■概況■22380.99、-300.43
13日(月)の日経平均は大幅に4日続落。前週9日に一時23000円台を回復したのち乱高下を見せ、目先のピーク感が意識されるなか、米国株の上げ一服もあって本日は73円安からスタートした。寄り付き直後を高値に下げ幅を広げたが、下値では押し目買いも入りこう着感の強い展開が続いた。決算を手掛かりとした物色は活発で、値を飛ばす好業績株も多く見られた。ただ、日経平均は引けにかけて弱含み、この日の安値で取引を終えた。市場では「戻りの鈍さから短期筋の利益確定売りがかさんだ」との見方が聞かれた。
大引けの日経平均は前週末比300.43円安の22380.99円となった。東証1部の売買高は15億6573万株、売買代金は2兆7962億円だった。業種別では、倉庫・運輸関連業、海運業、不動産業が下落率上位だった。一方、上昇したのは石油・石炭製品、その他製品の2業種のみだった。
◆注目銘柄◆
ファーストリテ<9983>が3%安となり、日経平均を約46円押し下げた。野村<8604>、KDDI<9433>は2%超の下落。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、SUMCO<3436>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>などがさえない。上期が減益となった飯田GHD<3291>は急落。また、加藤製<6390>、川田TECH<3443>、太平電<1968>などが東証1部下落率上位となった。
一方、上期決算が市場予想を上回ったNTT<9432>や、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>などはしっかり。一部証券会社が投資評価を引き上げた資生堂<4911>は2%超高。好業績を受けてラウンドワン<4680>、Vテク<7717>、ダイフク<6383>などが急伸し、三井金<5706>はストップ高水準まで買われた。また、石原産<4028>、ASB機械<6284>、物語コーポ<3097>などが東証1部上昇率上位となった。
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【小幅に5日続落、本日も引けにかけて先物売り】14日(火)
■概況■22380.01、-0.98
14日(火)の日経平均は小幅に5日続落。本日も目先調整の流れが意識され、利益確定売りが先行して38円安からスタートした。ただ、前日までの4営業日で計550円超下落していたことから、寄り付き後は自律反発狙いの買いが入り、プラスへと切り返した。ハイテク株の上昇も寄与し、前場には一時22532.30円(前日比151.31円高)まで上昇する場面があった。後場に入ると前日のような急落に対する警戒感から上値の重い展開となったが、本日もやはり引けにかけて先物が売られ、終値では小幅ながらマイナスとなった。
大引けの日経平均は前日比0.98円安の22380.01円となった。東証1部の売買高は17億3579万株、売買代金は2兆9865億円だった。業種別では、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業、水産・農林業が下落率上位だった。一方、金属製品、ゴム製品、その他製品が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
前日に決算発表したみずほ<8411>のほか、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>などが軟調。三菱UFJ<8306>は小幅に下げた。来年度の株式売出し観測が報じられた日本郵政<6178>は2%安。楽天<4755>は国内EC事業の伸び悩みで6%近い下落となった。北越紀州<3865>や沢井薬<4555>も下げ目立つ。また、大倉工<4221>、RSTECH<3445>、ユニデンHD<6815>などが東証1部下落率上位となった。
一方、任天堂<7974>、ソニー<6758>、東エレク<8035>などは上昇。東エレクなど半導体関連株の堅調ぶりが目立った。SUMCO<3436>はMSCI採用を受けて7%近い上昇。好決算の荏原<6361>や自社株買いのホトニクス<6965>も急伸した。また、木村化<6378>やJBR<2453>はストップ高水準で本日の取引を終えた。東証2部では東芝<6502>が一部報道を受けて買われた。
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【昨年4月25日から5月6日以来の6営業日続落】15日(水)
■概況■22028.32、-351.69
15日(水)の日経平均は6営業日続落。14日の米国市場は、税制改革への先行き懸念や原油安が上値を抑え、終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22305円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好からの売りが先行。前場半ばには22300円を回復する場面もみられたが、5日線に上値を抑えられる形状が続くなか、後場一段安で22004.79円と22000円割れ寸前まで下げ幅を拡大させている。6営業日続落は今年初となり、昨年4月25日から5月6日以来となる。
大引けの日経平均は前日比351.69円安の22028.32円となった。東証1部の売買高は21億5918万株、売買代金は3兆7703万円だった。業種別では、33業種全てが下げており、石油石炭、鉄鋼、鉱業、その他製品、非鉄金属、その他金融、卸売、倉庫運輸、海運、不動産の弱さが目立つ。
◆注目銘柄◆
先物主導のインデックス売りが指数を押し下げる格好となり、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、日東電<6988>など指数インパクトの大きい値がさの弱さが目立っており、強い動きをみせていた東エレク<8035>も結局は下落して取引を終えている。上昇が目立ったところでは、オープンハウス<3288>、キャリアDC<2410>、DLE<3686>、ソースネクスト<4344>、ユニプレス<5949>など中小型株が中心。
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【7日ぶり大幅反発、目先の調整一巡感で先物買い】16日(木)
■概況■22351.12、+322.80
16日(木)の日経平均は7日ぶり大幅反発。15日の欧米株式市場は全面安となり、為替市場でもリスク回避の動きから円相場が一時1ドル=112円台まで上昇し、本日の日経平均はこうした流れを受けて53円安からスタートした。ただ、日経平均は前日までの6営業日で計900円余り下落しており、25日線水準で目先の調整一巡との見方もあって、寄り付き後は先物に断続的な買いが入り強含みの展開となった。後場には一時22392.13円(前日比363.81円高)まで上昇する場面があった。市場では「短期筋の買い戻し」との声が聞かれた。
大引けの日経平均は前日比322.80円高の22351.12円となった。東証1部の売買高は17億7416万株、売買代金は3兆0829億円だった。業種別では、その他製品、ガラス・土石製品、情報・通信業が上昇率上位だった。一方、下落したのは鉱業、金属製品、石油・石炭製品の3業種のみだった。
◆注目銘柄◆
任天堂<7974>が4%近い上昇となった。一部証券会社による目標株価引き上げが観測された。ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>など指数寄与度の大きい値がさ株も堅調ぶりが目立った。資生堂<4911>やTBSHD<9401>はレーティング引き上げ観測で買われた。その他ではソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、みずほ<8411>などがしっかり。トヨタ自<7203>は小幅高にとどまった。また、アカツキ<3932>は主力ゲームを巡る懸念後退でストップ高まで買われた。
一方、SUMCO<3436>、日本郵政<6178>、コマツ<6301>、神戸鋼<5406>などが軟調。コマツは米同業の株価下落が波及し、神戸鋼はレーティング引き下げが観測された。三井住友<8316>は小安い。原油安を受けて千代化建<6366>などの下げが目立った。また、LIFULL<2120>、オープンドア<3926>、愛眼<9854>などが東証1部下落率上位となった。
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【続伸、一時400円超高も円強含みで失速】17日(金)
■概況■22396.80、+45.68
17日(金)の日経平均は続伸。16日の米国市場でNYダウは187ドル高となった。主要企業の決算や長期金利の上昇が好感されたほか、米議会下院で税制改革法案が可決されたことで投資家心理が改善した。本日の日経平均はこうした流れで252円高からスタートすると、ハイテク株を中心に買いが入り、前場に一時22757.40円(前日比406.28円高)まで上昇した。しかし、米国債利回りが時間外取引で低下し、円相場が上昇するとともに日経平均は前引けにかけて急失速した。後場に入るとマイナスに転じる場面も度々見られた。
大引けの日経平均は前日比45.68円高の22396.80円となった。東証1部の売買高は19億8021万株、売買代金は3兆5245億円だった。業種別では、ゴム製品、金属製品、保険業が上昇率上位だった。一方、パルプ・紙、電気・ガス業、海運業が下落率上位だった。
◆注目銘柄◆
ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>などがしっかり。任天堂<7974>は小幅なプラスとなった。SUMCO<3436>が5%近く上昇したほか、ローム<6963>も3%超上昇するなど米国市場の流れを受けて半導体関連株の上げが目立つ。10月の工作機械受注が好調だったことから安川電<6506>なども買われた。業績予想の上方修正と増配を発表したドーム<9681>は6%高。東京海上<8766>は決算を受けて後場上げ幅を広げた。また、T&Gニーズ<4331>、双信電機<6938>、ソースネクスト<4344>などが東証1部上昇率上位となった。
一方、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、キヤノン<7751>、NTT<9432>などがさえない。一部証券会社のレーティング引き下げが観測されたツムラ<4540>は下げが目立つ。また、ラサ商事<3023>やマイクロニクス<6871>が東証1部下落率上位となった。
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<DM>
■概況■22380.99、-300.43
13日(月)の日経平均は大幅に4日続落。前週9日に一時23000円台を回復したのち乱高下を見せ、目先のピーク感が意識されるなか、米国株の上げ一服もあって本日は73円安からスタートした。寄り付き直後を高値に下げ幅を広げたが、下値では押し目買いも入りこう着感の強い展開が続いた。決算を手掛かりとした物色は活発で、値を飛ばす好業績株も多く見られた。ただ、日経平均は引けにかけて弱含み、この日の安値で取引を終えた。市場では「戻りの鈍さから短期筋の利益確定売りがかさんだ」との見方が聞かれた。
大引けの日経平均は前週末比300.43円安の22380.99円となった。東証1部の売買高は15億6573万株、売買代金は2兆7962億円だった。業種別では、倉庫・運輸関連業、海運業、不動産業が下落率上位だった。一方、上昇したのは石油・石炭製品、その他製品の2業種のみだった。
◆注目銘柄◆
ファーストリテ<9983>が3%安となり、日経平均を約46円押し下げた。野村<8604>、KDDI<9433>は2%超の下落。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、SUMCO<3436>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>などがさえない。上期が減益となった飯田GHD<3291>は急落。また、加藤製<6390>、川田TECH<3443>、太平電<1968>などが東証1部下落率上位となった。
一方、上期決算が市場予想を上回ったNTT<9432>や、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>などはしっかり。一部証券会社が投資評価を引き上げた資生堂<4911>は2%超高。好業績を受けてラウンドワン<4680>、Vテク<7717>、ダイフク<6383>などが急伸し、三井金<5706>はストップ高水準まで買われた。また、石原産<4028>、ASB機械<6284>、物語コーポ<3097>などが東証1部上昇率上位となった。
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【小幅に5日続落、本日も引けにかけて先物売り】14日(火)
■概況■22380.01、-0.98
14日(火)の日経平均は小幅に5日続落。本日も目先調整の流れが意識され、利益確定売りが先行して38円安からスタートした。ただ、前日までの4営業日で計550円超下落していたことから、寄り付き後は自律反発狙いの買いが入り、プラスへと切り返した。ハイテク株の上昇も寄与し、前場には一時22532.30円(前日比151.31円高)まで上昇する場面があった。後場に入ると前日のような急落に対する警戒感から上値の重い展開となったが、本日もやはり引けにかけて先物が売られ、終値では小幅ながらマイナスとなった。
大引けの日経平均は前日比0.98円安の22380.01円となった。東証1部の売買高は17億3579万株、売買代金は2兆9865億円だった。業種別では、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業、水産・農林業が下落率上位だった。一方、金属製品、ゴム製品、その他製品が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
前日に決算発表したみずほ<8411>のほか、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>などが軟調。三菱UFJ<8306>は小幅に下げた。来年度の株式売出し観測が報じられた日本郵政<6178>は2%安。楽天<4755>は国内EC事業の伸び悩みで6%近い下落となった。北越紀州<3865>や沢井薬<4555>も下げ目立つ。また、大倉工<4221>、RSTECH<3445>、ユニデンHD<6815>などが東証1部下落率上位となった。
一方、任天堂<7974>、ソニー<6758>、東エレク<8035>などは上昇。東エレクなど半導体関連株の堅調ぶりが目立った。SUMCO<3436>はMSCI採用を受けて7%近い上昇。好決算の荏原<6361>や自社株買いのホトニクス<6965>も急伸した。また、木村化<6378>やJBR<2453>はストップ高水準で本日の取引を終えた。東証2部では東芝<6502>が一部報道を受けて買われた。
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【昨年4月25日から5月6日以来の6営業日続落】15日(水)
■概況■22028.32、-351.69
15日(水)の日経平均は6営業日続落。14日の米国市場は、税制改革への先行き懸念や原油安が上値を抑え、終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22305円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好からの売りが先行。前場半ばには22300円を回復する場面もみられたが、5日線に上値を抑えられる形状が続くなか、後場一段安で22004.79円と22000円割れ寸前まで下げ幅を拡大させている。6営業日続落は今年初となり、昨年4月25日から5月6日以来となる。
大引けの日経平均は前日比351.69円安の22028.32円となった。東証1部の売買高は21億5918万株、売買代金は3兆7703万円だった。業種別では、33業種全てが下げており、石油石炭、鉄鋼、鉱業、その他製品、非鉄金属、その他金融、卸売、倉庫運輸、海運、不動産の弱さが目立つ。
◆注目銘柄◆
先物主導のインデックス売りが指数を押し下げる格好となり、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、日東電<6988>など指数インパクトの大きい値がさの弱さが目立っており、強い動きをみせていた東エレク<8035>も結局は下落して取引を終えている。上昇が目立ったところでは、オープンハウス<3288>、キャリアDC<2410>、DLE<3686>、ソースネクスト<4344>、ユニプレス<5949>など中小型株が中心。
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【7日ぶり大幅反発、目先の調整一巡感で先物買い】16日(木)
■概況■22351.12、+322.80
16日(木)の日経平均は7日ぶり大幅反発。15日の欧米株式市場は全面安となり、為替市場でもリスク回避の動きから円相場が一時1ドル=112円台まで上昇し、本日の日経平均はこうした流れを受けて53円安からスタートした。ただ、日経平均は前日までの6営業日で計900円余り下落しており、25日線水準で目先の調整一巡との見方もあって、寄り付き後は先物に断続的な買いが入り強含みの展開となった。後場には一時22392.13円(前日比363.81円高)まで上昇する場面があった。市場では「短期筋の買い戻し」との声が聞かれた。
大引けの日経平均は前日比322.80円高の22351.12円となった。東証1部の売買高は17億7416万株、売買代金は3兆0829億円だった。業種別では、その他製品、ガラス・土石製品、情報・通信業が上昇率上位だった。一方、下落したのは鉱業、金属製品、石油・石炭製品の3業種のみだった。
◆注目銘柄◆
任天堂<7974>が4%近い上昇となった。一部証券会社による目標株価引き上げが観測された。ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>など指数寄与度の大きい値がさ株も堅調ぶりが目立った。資生堂<4911>やTBSHD<9401>はレーティング引き上げ観測で買われた。その他ではソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、みずほ<8411>などがしっかり。トヨタ自<7203>は小幅高にとどまった。また、アカツキ<3932>は主力ゲームを巡る懸念後退でストップ高まで買われた。
一方、SUMCO<3436>、日本郵政<6178>、コマツ<6301>、神戸鋼<5406>などが軟調。コマツは米同業の株価下落が波及し、神戸鋼はレーティング引き下げが観測された。三井住友<8316>は小安い。原油安を受けて千代化建<6366>などの下げが目立った。また、LIFULL<2120>、オープンドア<3926>、愛眼<9854>などが東証1部下落率上位となった。
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【続伸、一時400円超高も円強含みで失速】17日(金)
■概況■22396.80、+45.68
17日(金)の日経平均は続伸。16日の米国市場でNYダウは187ドル高となった。主要企業の決算や長期金利の上昇が好感されたほか、米議会下院で税制改革法案が可決されたことで投資家心理が改善した。本日の日経平均はこうした流れで252円高からスタートすると、ハイテク株を中心に買いが入り、前場に一時22757.40円(前日比406.28円高)まで上昇した。しかし、米国債利回りが時間外取引で低下し、円相場が上昇するとともに日経平均は前引けにかけて急失速した。後場に入るとマイナスに転じる場面も度々見られた。
大引けの日経平均は前日比45.68円高の22396.80円となった。東証1部の売買高は19億8021万株、売買代金は3兆5245億円だった。業種別では、ゴム製品、金属製品、保険業が上昇率上位だった。一方、パルプ・紙、電気・ガス業、海運業が下落率上位だった。
◆注目銘柄◆
ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>などがしっかり。任天堂<7974>は小幅なプラスとなった。SUMCO<3436>が5%近く上昇したほか、ローム<6963>も3%超上昇するなど米国市場の流れを受けて半導体関連株の上げが目立つ。10月の工作機械受注が好調だったことから安川電<6506>なども買われた。業績予想の上方修正と増配を発表したドーム<9681>は6%高。東京海上<8766>は決算を受けて後場上げ幅を広げた。また、T&Gニーズ<4331>、双信電機<6938>、ソースネクスト<4344>などが東証1部上昇率上位となった。
一方、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、キヤノン<7751>、NTT<9432>などがさえない。一部証券会社のレーティング引き下げが観測されたツムラ<4540>は下げが目立つ。また、ラサ商事<3023>やマイクロニクス<6871>が東証1部下落率上位となった。
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