相場観察男:1月22日(月曜日)、今週のビットコイン(Bitcoin)トレード戦略【FISCOソーシャルレポーター】
[18/01/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの相場観察男氏(ブログ「相場観察チラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年1月22日11時に執筆
先週火曜日の仮想通貨大暴落のインパクトが大きすぎたため、今週末は比較的に穏やかに感じた仮想通貨市場。今週はどのようにトレードしていくべきなのか?現在のビットコイン(Bitcoin)をテクニカルで分析していきたいと思います。
■ビットコイン(Bitcoin)のトレンドライン
高値圏での三角持ち合い状態を下方向にブレイクしてきたビットコイン(Bitcoin)ですが、その際の分析通り、1,140,000円 / BTC近辺のサポート帯で跳ね返す格好。現在は1,300,000円 / BTC台で足固めしている状態です。
今後も、下値支持線として1,140,000円 / BTC近辺は強く意識されながらも、上下どちらに動いていくのか、予断を許さない状況です。
上方向への期待を考えると、当面、上値抵抗線をブレイクしていくだけの力強さが戻るかどうか?がポイント。逆に下方向視点では、2番底を探りにいく展開も捨てきれません。
今週は
・1,700,000円 / BTC近辺
・1,100,000円 / BTC近辺
での攻防を注視していきたいところです。
■ビットコイン(Bitcoin)のフィボナッチ
続いて、フィボナッチを使ってビットコイン(Bitcoin)の状態を分析していきます。
昨年末のビットコイン(Bitcoin)の上昇の起点は、11月24日。
11月24日 始値 893,010円 / BTC
12月7日 高値 2,400,000円 / BTC
この差は、1,506,990円 / BTC
今回の暴落が、昨年末の急激な調整の反動という側面でフィボナッチ数列を計算すると、
61.80%戻しの水準:1,824,329.82円 / BTC
50.00%戻しの水準:1,646,505円 / BTC
23.60%戻しの水準:1,248,659.64円 / BTC
と、なり、23.60%の水準で下げ止まった事がはっきりと分かります。
1月6日の高値:2,040,000円 / BTC
1月16日の安値:997,000円 / BTC
この差は、1,043,000円 / BTC
現在、下落から23.60%戻しの水準:1,243,148円 / BTCをクリアし、50.00%戻しの水準:1,518,500円 / BTCを狙っている状態といえます。
チャートからは、50%戻しを達成するための勢いが感じられなく、マーケットには未だに不安定さが残っているような印象を持ちます。
■ビットコイン(Bitcoin)の一目均衡表
ビットコイン(Bitcoin)の一目均衡表を見てみると、日足では前回の下落で一目均衡表の雲の下限を下抜けした状態が続いています。
再び雲に突入してくる価格帯は、現時点で1,782,000円 / BTC近辺を想定。一目均衡表から読み取れることとしては、しばらくは我慢の時間という声が聞こえてきそうです。
■ビットコイン(Bitcoin)のMACD
トレンドフォロー系の指標であるMACDはどうでしょうか?
MACDを見てみると、こちらも短期平均が長期平均を下抜けている状態が確認され、価格は先週に引き続き、下落方向を指し示しています。
■ビットコイン(Bitcoin)の今週の見通し
ビットコイン(Bitcoin)を様々な視点から分析してみましたが、現時点では総じて弱気なシグナルが感じ取れます。
韓国当局による仮想通貨取引所の閉鎖案や、G20での仮想通貨をめぐる規制強化案など、ビットコイン(Bitcoin)を巡ってネガティブな内容の情報の方が多い状況。
今週前半は、ネガティブなチャート形状がこのまま続きそうな印象ですね。
毎日執筆中のブログでは、株式相場全体の見通し、市場で注目されるテーマ株や急騰株、為替取引、投資信託やインデックス投資、仮想通貨や米国株などを独自の視点で分析、資産構築の為の情報をチャート画像付きで発信しています。
「相場観察男 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「相場観察チラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:相場観察男
ブログ名:相場観察チラシの裏
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※2018年1月22日11時に執筆
先週火曜日の仮想通貨大暴落のインパクトが大きすぎたため、今週末は比較的に穏やかに感じた仮想通貨市場。今週はどのようにトレードしていくべきなのか?現在のビットコイン(Bitcoin)をテクニカルで分析していきたいと思います。
■ビットコイン(Bitcoin)のトレンドライン
高値圏での三角持ち合い状態を下方向にブレイクしてきたビットコイン(Bitcoin)ですが、その際の分析通り、1,140,000円 / BTC近辺のサポート帯で跳ね返す格好。現在は1,300,000円 / BTC台で足固めしている状態です。
今後も、下値支持線として1,140,000円 / BTC近辺は強く意識されながらも、上下どちらに動いていくのか、予断を許さない状況です。
上方向への期待を考えると、当面、上値抵抗線をブレイクしていくだけの力強さが戻るかどうか?がポイント。逆に下方向視点では、2番底を探りにいく展開も捨てきれません。
今週は
・1,700,000円 / BTC近辺
・1,100,000円 / BTC近辺
での攻防を注視していきたいところです。
■ビットコイン(Bitcoin)のフィボナッチ
続いて、フィボナッチを使ってビットコイン(Bitcoin)の状態を分析していきます。
昨年末のビットコイン(Bitcoin)の上昇の起点は、11月24日。
11月24日 始値 893,010円 / BTC
12月7日 高値 2,400,000円 / BTC
この差は、1,506,990円 / BTC
今回の暴落が、昨年末の急激な調整の反動という側面でフィボナッチ数列を計算すると、
61.80%戻しの水準:1,824,329.82円 / BTC
50.00%戻しの水準:1,646,505円 / BTC
23.60%戻しの水準:1,248,659.64円 / BTC
と、なり、23.60%の水準で下げ止まった事がはっきりと分かります。
1月6日の高値:2,040,000円 / BTC
1月16日の安値:997,000円 / BTC
この差は、1,043,000円 / BTC
現在、下落から23.60%戻しの水準:1,243,148円 / BTCをクリアし、50.00%戻しの水準:1,518,500円 / BTCを狙っている状態といえます。
チャートからは、50%戻しを達成するための勢いが感じられなく、マーケットには未だに不安定さが残っているような印象を持ちます。
■ビットコイン(Bitcoin)の一目均衡表
ビットコイン(Bitcoin)の一目均衡表を見てみると、日足では前回の下落で一目均衡表の雲の下限を下抜けした状態が続いています。
再び雲に突入してくる価格帯は、現時点で1,782,000円 / BTC近辺を想定。一目均衡表から読み取れることとしては、しばらくは我慢の時間という声が聞こえてきそうです。
■ビットコイン(Bitcoin)のMACD
トレンドフォロー系の指標であるMACDはどうでしょうか?
MACDを見てみると、こちらも短期平均が長期平均を下抜けている状態が確認され、価格は先週に引き続き、下落方向を指し示しています。
■ビットコイン(Bitcoin)の今週の見通し
ビットコイン(Bitcoin)を様々な視点から分析してみましたが、現時点では総じて弱気なシグナルが感じ取れます。
韓国当局による仮想通貨取引所の閉鎖案や、G20での仮想通貨をめぐる規制強化案など、ビットコイン(Bitcoin)を巡ってネガティブな内容の情報の方が多い状況。
今週前半は、ネガティブなチャート形状がこのまま続きそうな印象ですね。
毎日執筆中のブログでは、株式相場全体の見通し、市場で注目されるテーマ株や急騰株、為替取引、投資信託やインデックス投資、仮想通貨や米国株などを独自の視点で分析、資産構築の為の情報をチャート画像付きで発信しています。
「相場観察男 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「相場観察チラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:相場観察男
ブログ名:相場観察チラシの裏
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