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相場観察男:1月22日(月曜日)、今週のイーサリアム(Ethereum)トレード戦略【FISCOソーシャルレポーター】

注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの相場観察男氏(ブログ「相場観察チラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年1月22日14時に執筆

現在のイーサリアム(Ethereum)をテクニカルで分析していきたいと思います。

■イーサリアム(Ethereum)のトレンドライン
イーサリアム(Ethereum)のチャートを見てみると、ビットコイン(Bitcoin)同様に先週の大幅下落で最高値より50%超の下落。115,000円〜120,000円 / ETHの水準で推移しています。

まずは、当面の下値目処として考えたいのが111,500円 / ETH近辺にある抵抗線。先週の下落てもこのラインでしっかりと跳ね返っているため、現時点では信頼性の高い下値支持線となっている事が想定できます。

また、上値抵抗線は、前回高値から右肩下がりのトレンドラインを引くことが出来、中期目線では三角持ち合い状態を作り出してきた初期と考えられます。

イーサリアム(Ethereum)もビットコイン(Bitcoin)同様に二番底を探りにいく可能性があります。しかしながら、イーサリアム(Ethereum)が保有する材料などを考慮すると、単体での下値模索はほぼ無いでしょう。

となると、今週のイーサリアム(Ethereum)の相場では、ビットコイン(Bitcoin)の動きに引きずられることを最大のリスクとして考えておく必要がありそうです。

今週は
・150,000円 / ETH台
・111,500円 / ETH近辺
での攻防を注視していきたいところです。

■イーサリアム(Ethereum)のフィボナッチ
続いて、フィボナッチを使ってイーサリアム(Ethereum)の状態を分析していきます。

1月10日にかけてのイーサリアム(Ethereum)の上昇の起点は、1月1日。
1月1日 安値 87,585円 / ETH
1月10日 高値 181,186円 / ETH
この差は、93,601円 / ETH

上記範囲のフィボナッチ数列を計算すると、
61.80%戻しの水準:145,431円 / ETH
50.00%戻しの水準:134,386円 / ETH
23.60%戻しの水準:109,675円 / ETH
となり、ビットコイン(Bitcoin)同様に今回の暴落ではフィボナッチ数列の23.60%水準で下げ止まった事がはっきりと分かります。

現時点のチャートを見てみると、110,000円 / ETH下では買圧力は増すものの、ここから買い上がっていくような力強う上昇トレンドは発生していない状況だと読み取れます。

ビットコイン(Bitcoin)同様、まだまだ不安定さが消え切らない相場つきをしている印象です。

■イーサリアム(Ethereum)の一目均衡表
イーサリアム(Ethereum)の一目均衡表を見てみると、日足の価格ははるか雲の上限に存在しています。しかしながら、転換線と基準線がクロスしていることに加え、転換線が急速に下方向を向き始めています。

これは、一目均衡表で言うところの弱含み状態といえます。

■イーサリアム(Ethereum)のMACD
トレンドフォロー系の指標であるMACDはどうでしょうか?

MACDを見てみると、こちらも短期平均が長期平均を下抜けている状態が確認され、価格は引き続き、下落方向を指し示しています。

■イーサリアム(Ethereum)の今週の見通し
イーサリアム(Ethereum)を様々な視点から分析してみましたが、現時点ではビットコイン(Bitcoin)同様に総じて弱気なシグナルが感じ取れます。

イーサリアム(Ethereum)単体での上昇材料などが無しの状態で、今週はビットコイン(Bitcoin)の相場動向を横目で確認しながらの1週間となりそうです。

毎日執筆中のブログでは、株式相場全体の見通し、市場で注目されるテーマ株や急騰株、為替取引、投資信託やインデックス投資、仮想通貨や米国株などを独自の視点で分析、資産構築の為の情報をチャート画像付きで発信しています。

「相場観察男 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「相場観察チラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。

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執筆者名:相場観察男
ブログ名:相場観察チラシの裏



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