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注目銘柄ダイジェスト(前場):総医研、あいHD、オープンハウスなど

注目トピックス 市況・概況


セレス<3696>:1477円(+57円)
大幅続伸。14日に発表した18年1-6月期(第2四半期累計)決算を再評価する向きがあるようだ。同社は「モッピー」「モバトク」など国内最大級のスマートフォン向けポイントサイトを運営。第2四半期累計の売上高は前年同期比2.1倍の43.53億円、営業利益は同3.4倍の6.47億円だった。あわせて18年12月期の連結業績予想を発表し、売上高は94.00億円、営業利益は10.00億円を見込む。仮想通貨関連銘柄などとしても関心が高いようだ。


あいHD<3076>:2282円(-159円)
大幅反落。17日に18年6月期決算を発表。営業利益は前期比5.7%増の89.84億円となったが、94億円弱とされていた市場コンセンサスを下回った。また19年6月期の営業利益予想は同5.7%増の95.00億円で、こちらも107億円程度の市場コンセンサスを下回り嫌気されているもよう。しかし朝方に取引時間中の年初来安値2196円を付けてからは下げ渋る場面も見られる。


オープンハウス<3288>:5760円(+350円)
大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを「Hold」から「Buy」に、目標株価を6300円から7500円に引き上げたことが材料視されているもよう。同社は14日に17年10月-18年6月期(第3四半期累計)決算を発表し、営業利益は前年同期比24.3%増の315億円となった。好調な業績推移を反映し株価は15日に一時6120円まで上昇したが、16日には急落して5370円で引けていた。足元の株価は予想PER10倍程度と割安感も感じられる水準で、見直し買いが入っているようだ。


GNI<2160>:3330円(+145円)
大幅に続伸。京都大の江藤浩之教授らが患者自身のiPS細胞を血小板に育てて投与する臨床研究計画を国に届け出ていたと一部メディアが報じたことを受け、iPS関連銘柄の一角として買い人気が集まっている。報道によると、他人の血小板を輸血できない血液の難病になった患者が対象で、29日に厚生労働省が計画を審議する予定という。16日に年初来安値(2803円)を付け、値頃感があることも買い安心感を生んでいるようだ。


総医研<2385>:640円(-45円)
大幅反落。19年6月期の営業利益予想を前期比84.3%増の6.00億円と発表している。健康補助食品事業で定期購入顧客が増加していること、需要期である夏場を中心に広告宣伝活動を展開する計画であることから増益となる見通し。化粧品事業も中国の越境EC向け商品を中心に需要堅調を見込む。ただ、市場コンセンサスから下振れたとみられ、材料出尽くし感から売られている。18年6月期の営業利益は23.1%増の3.25億円で着地した。


日本リビング保証<7320>:3050円(+110円)
急伸。14日に公表していた立会外分売を中止したと発表している。保有する現預金による資産運用の一環として、東京都世田谷区の共同住宅(取得価格約3.10億円)と北海道札幌市の共同住宅2件(計約3.60億円)を収益不動産として取得することを決め、重要事実が発生したことに伴う措置。分売予定株式数は4万8000株、予定期間は29-31日だった。立会外分売中止により、需給悪化懸念が後退している。




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