個人投資家・有限亭玉介:波乱相場継続?底入れはいつ?!底強い株に注目【FISCOソーシャルレポーター】
[22/05/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年5月16日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
どうやら機関投資家の間では、6〜7月あたりに日本株が底入れするのでは…と囁かれているようです。現在、世界中の株式市場をかき乱しているのは米国株の影響が主ですが、米民主党政権1期目かつ中間選挙がある年は、米国市場は年初に高値となり6〜7月あたりに底入れするパターンが多い事から6〜7月底入れ説が浮上しております。
投資家としては、米国の利上げが今後どうなるのか気になるところです。6月と7月の利上げに関してはこのまま予定通りに0.5%で進むとの説が有力ですので、9月からの見通しは7月下旬に開かれるFOMCの様子をチェックしておきましょう。9月以降の利上げが0.25%に下がれば、相場は好感するのではないでしょうか。
景気の先行きが不安視されている中国に関しては、上海や北京などのロックダウンを中国政府がいつロックダウン解除に踏み切るのかを考えた時に、2020年の初期と同じように3ヶ月程度が目処になると見られているようです。仮にそうなれば、6月下旬から7月にかけて状況は好転するとの予想が立ちますな。
海外のニュースばかり紹介してしまいましたが、これから日本も7月10日に参議院選挙が行われる予定です。未だ岸田総理から真新しい政策は出て来ないので、参議院選挙前には何かサプライズが飛び出すと信じておりますよ。もちろん金融所得課税はNGでお願いします。
今回は底強いチャートの銘柄をチェックして参りますよ。まず5月10日の決算で22年3月期が減益着地となった任天堂<7974>ですが、自社株買いと1株を10株とする株式分割が好感されているようです。人気化でも品薄なニンテンドースイッチや、eスポーツにメタバースと、伝統銘柄への思惑は尽きませんな。
電子機器商社のダイトロン<7609>は、AIやIoTの潮流に乗り23年3月期の経常も最高益を更新する見通しです。自社製造の商品にも注力しており、チャート(日足)は3月上旬に底を打つと切り返している模様。PER・PBRも低水準となっています。
5月6日に上方修正した後に、同月13日の決算発表で増配を発表したテクノスマート<6246>は、25日・75日移動平均線を上抜いた後に下値を切り上げています。同社はフィルム用や電子部品用の塗工装置などを手掛けており、ディスプレイ関連部品関連機器が伸長しました。車載用リチウムイオン電池の電極向け製品などEV関連としても監視中です。
今年2月に上場したマーキュリーリアルテックイノベーター<5025>は、23年2月期も増益予想で5期連続での最高益更新となる見通しです。一部メディアで『不動産業界のエムスリー』と報じられると、買いが流入し、直近で年初来高値を更新しております。不動産テック市場は拡大している最中なので、その思惑もありそうですな。
EC企業向けに物流センターの管理・運営などを行うファイズHD<9325>は、5月10日の決算で23年3月期は2期ぶりに最高益を更新する予想を発表しました。配当は未定ですが、これからどうなるかEC物流の未来と併せて監視しております。
最後は家電量販店の大手であるヤマダHD<9831>です。大塚家具を子会社化して世間を賑わせた事も記憶に新しいですが、その後も家電量販店の垣根を越えた新たなビジネスモデルを展開しております。5月6日の決算発表では、23年3月期の経常が増益に転じるとの予想と、自社株買いが好感されて窓を開け動意しました。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2022年5月16日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
どうやら機関投資家の間では、6〜7月あたりに日本株が底入れするのでは…と囁かれているようです。現在、世界中の株式市場をかき乱しているのは米国株の影響が主ですが、米民主党政権1期目かつ中間選挙がある年は、米国市場は年初に高値となり6〜7月あたりに底入れするパターンが多い事から6〜7月底入れ説が浮上しております。
投資家としては、米国の利上げが今後どうなるのか気になるところです。6月と7月の利上げに関してはこのまま予定通りに0.5%で進むとの説が有力ですので、9月からの見通しは7月下旬に開かれるFOMCの様子をチェックしておきましょう。9月以降の利上げが0.25%に下がれば、相場は好感するのではないでしょうか。
景気の先行きが不安視されている中国に関しては、上海や北京などのロックダウンを中国政府がいつロックダウン解除に踏み切るのかを考えた時に、2020年の初期と同じように3ヶ月程度が目処になると見られているようです。仮にそうなれば、6月下旬から7月にかけて状況は好転するとの予想が立ちますな。
海外のニュースばかり紹介してしまいましたが、これから日本も7月10日に参議院選挙が行われる予定です。未だ岸田総理から真新しい政策は出て来ないので、参議院選挙前には何かサプライズが飛び出すと信じておりますよ。もちろん金融所得課税はNGでお願いします。
今回は底強いチャートの銘柄をチェックして参りますよ。まず5月10日の決算で22年3月期が減益着地となった任天堂<7974>ですが、自社株買いと1株を10株とする株式分割が好感されているようです。人気化でも品薄なニンテンドースイッチや、eスポーツにメタバースと、伝統銘柄への思惑は尽きませんな。
電子機器商社のダイトロン<7609>は、AIやIoTの潮流に乗り23年3月期の経常も最高益を更新する見通しです。自社製造の商品にも注力しており、チャート(日足)は3月上旬に底を打つと切り返している模様。PER・PBRも低水準となっています。
5月6日に上方修正した後に、同月13日の決算発表で増配を発表したテクノスマート<6246>は、25日・75日移動平均線を上抜いた後に下値を切り上げています。同社はフィルム用や電子部品用の塗工装置などを手掛けており、ディスプレイ関連部品関連機器が伸長しました。車載用リチウムイオン電池の電極向け製品などEV関連としても監視中です。
今年2月に上場したマーキュリーリアルテックイノベーター<5025>は、23年2月期も増益予想で5期連続での最高益更新となる見通しです。一部メディアで『不動産業界のエムスリー』と報じられると、買いが流入し、直近で年初来高値を更新しております。不動産テック市場は拡大している最中なので、その思惑もありそうですな。
EC企業向けに物流センターの管理・運営などを行うファイズHD<9325>は、5月10日の決算で23年3月期は2期ぶりに最高益を更新する予想を発表しました。配当は未定ですが、これからどうなるかEC物流の未来と併せて監視しております。
最後は家電量販店の大手であるヤマダHD<9831>です。大塚家具を子会社化して世間を賑わせた事も記憶に新しいですが、その後も家電量販店の垣根を越えた新たなビジネスモデルを展開しております。5月6日の決算発表では、23年3月期の経常が増益に転じるとの予想と、自社株買いが好感されて窓を開け動意しました。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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