TOKAIホールディングス---14年3月期は利益計画を上振れての着地に
[14/05/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
TOKAIホールディングス<3167>は8日、2014年3月期決算を発表した。売上高は前期比4.0%増の1889.87億円、営業利益が同17.3%減の73.92億円、経常利益が同13.0%減の70.13億円、純利益が同6.4%減の28.88億円だった。アクア事業等において将来の成長に向けた戦略的な費用投入、液化石油ガス事業において、円安の影響による仕入コスト増などを背景に1月末時点で利益計画を下方修正していたが、営業利益で計画比10.3%、経常利益で同13.5%、純利益で同14.2%上振れての着地だった。
セグメント別では、ガス及び石油部門の売上高が前期比2.9%増の972.29億円、営業利益は同13.1%減の45.20億円だった。液化石油ガス事業については、需要家件数が575千件と、減少傾向に歯止めが掛かり、前期末から横ばいに。猛暑の影響からLPガスの総販売数量は前期を下回ったが、仕入価格の上昇を販売価格に転嫁した。
建築及び不動産事業の売上高は同22.1%増の192.45億円、営業利益は同342.3%増の9.26億円。店舗等の新築工事、設備機器の販売、総合リフォームなどの受注が好調だったほか、「呉服町タワー」をはじめ、マンション販売も順調に推移した。
CATV事業の売上高は同1.7%増の241.87億円、営業利益は同126.5%増の9.73億円。競合が激化するなか、長期継続約束割引の導入による顧客囲い込みが奏功し、通信サービスの顧客件数が期首から5千件増加して19万1千件に。
情報通信事業の売上高は同0.8%増の388.03億円、営業利益が同18.6%減の30.49億円だった。ブロードバンド事業で大手家電量販店やFTTHキャリア事業者と提携したFTTHの新規顧客獲得が順調だった一方で、獲得コストが膨らんでいる。
アクア事業の売上高は同16.7%増の43.78億円、営業損失は21.07億円(前期は10.29億円の損失)。当期より関東エリアに本格的に参入しており、顧客獲得推進を図るための戦略的な販促費用を投じた影響。
その他事業の売上高は同4.3%減の51.42億円、営業損失は0.10億円(同0.17億円の損失)だった。介護事業については14年3月に、4施設目となる「リフレア草薙(デイサービス施設)」を開設。各施設共、利用者数は順調に推移。また、婚礼催事事業についても、婚礼挙式組数は順調に増加している。
なお、15年3月期については、売上高が前期比4.2%増の1969.00億円、営業利益が同11.1%増の82.10億円、経常利益が同5.2%増の73.80億円、純利益が同10.8%増の32.00億円を計画している。
TOKAIホールディングス<3167>は、静岡を地盤にLPガスを中心とした「エネルギー・住生活関連事業」と「情報通信事業」を展開。「Total Life Concierge」(暮らしの総合サービス)構想を掲げ、2012年12月からはグループ横断の「TLC会員サービス」を開始。グループで抱える250万件以上のユーザーに対し、付加サービスの訴求と顧客の拡大を進めている。
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セグメント別では、ガス及び石油部門の売上高が前期比2.9%増の972.29億円、営業利益は同13.1%減の45.20億円だった。液化石油ガス事業については、需要家件数が575千件と、減少傾向に歯止めが掛かり、前期末から横ばいに。猛暑の影響からLPガスの総販売数量は前期を下回ったが、仕入価格の上昇を販売価格に転嫁した。
建築及び不動産事業の売上高は同22.1%増の192.45億円、営業利益は同342.3%増の9.26億円。店舗等の新築工事、設備機器の販売、総合リフォームなどの受注が好調だったほか、「呉服町タワー」をはじめ、マンション販売も順調に推移した。
CATV事業の売上高は同1.7%増の241.87億円、営業利益は同126.5%増の9.73億円。競合が激化するなか、長期継続約束割引の導入による顧客囲い込みが奏功し、通信サービスの顧客件数が期首から5千件増加して19万1千件に。
情報通信事業の売上高は同0.8%増の388.03億円、営業利益が同18.6%減の30.49億円だった。ブロードバンド事業で大手家電量販店やFTTHキャリア事業者と提携したFTTHの新規顧客獲得が順調だった一方で、獲得コストが膨らんでいる。
アクア事業の売上高は同16.7%増の43.78億円、営業損失は21.07億円(前期は10.29億円の損失)。当期より関東エリアに本格的に参入しており、顧客獲得推進を図るための戦略的な販促費用を投じた影響。
その他事業の売上高は同4.3%減の51.42億円、営業損失は0.10億円(同0.17億円の損失)だった。介護事業については14年3月に、4施設目となる「リフレア草薙(デイサービス施設)」を開設。各施設共、利用者数は順調に推移。また、婚礼催事事業についても、婚礼挙式組数は順調に増加している。
なお、15年3月期については、売上高が前期比4.2%増の1969.00億円、営業利益が同11.1%増の82.10億円、経常利益が同5.2%増の73.80億円、純利益が同10.8%増の32.00億円を計画している。
TOKAIホールディングス<3167>は、静岡を地盤にLPガスを中心とした「エネルギー・住生活関連事業」と「情報通信事業」を展開。「Total Life Concierge」(暮らしの総合サービス)構想を掲げ、2012年12月からはグループ横断の「TLC会員サービス」を開始。グループで抱える250万件以上のユーザーに対し、付加サービスの訴求と顧客の拡大を進めている。
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