ジャストプラ---第1四半期決算を発表、ASPサービスの拡大推進を継続
[14/06/19]
提供元:株式会社フィスコ
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ITサービスのジャストプランニング<4287>は11日、2015年1月期第1四半期(2014年2月-4月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比6.4%減の4.22億円、営業利益が同10.9%減の0.99億円、経常利益が同5.4%減の1.00億円、純利益が同4.4%減の0.58億円となった。
主力のASP事業は売上高2.19億円(前年同期比2.2%減)、セグメント利益1.65億円(同8.9%減)となった。外食業界向けサービス「まかせてネット」の進化版「まかせてネットEX」、クラウド型POSオーダリングサービス「まかせてタッチ」、持分法適用会社のIMCが開発した店舗専用スマートフォンアプリ「AppCRM」の拡販に努めた。システムソリューション事業は売上高0.22億円(同54.0%減)、セグメント利益0.08億円(同27.6%増)。物流ソリューション事業は売上高1.74億円(同1.7%増)、セグメント利益0.25億円(同2.3%増)となった。
現在、「外食産業に対する垂直展開」「外食産業以外の異業種に対する水平展開」「ASP事業以外の新規展開」の3つの事業展開を推進している。「外食産業に対する垂直展開」では、「まかせてネット」の新規顧客を開拓するほか、同サービスを導入済みの顧客に対し「まかせてタッチ」「AppCRM」の提供を加え、ARPU(1店舗当たりの平均売上高)の引き上げを図る。また、ビッグデータ関連サービスも2014年夏以降の提供開始に向け開発を進める。
2015年1月期通期の業績予想は3月に発表した計画のとおり、売上高が前期比14.5%増の21.00億円、営業利益が同25.1%増の5.30億円、経常利益が同26.0%増の5.30億円、純利益が同53.5%減の3.18億円を見込んでいる。
同社は外食業界向けに売上管理・勤怠管理・仕入管理などのASPサービス「まかせてネット」を提供するITサービス企業である。顧客は中小FC企業が中心で、契約店舗数は2014年4月末で4,453店舗である。スマートフォン、タブレット端末などスマートデバイスに対応した新サービスを拡充し、新規顧客の拡大と新サービスの投入によるARPU(1店舗当たりの売上高)の引き上げで高収益安定成長を目指す。無借金経営で財務体質は良好。
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