ネクステージ Research Memo(7):クロスセルで販売金額を増加、大量発注で調達コストを抑制
[15/02/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業戦略
(3)クロスセル
ネクステージ<3186>は、専門店化により特定車種に関する過去の販売データが蓄積され、車両販売時に購入された各種装備品、ボディーコーティング、損害保険、メンテナンスパックなどのデータを蓄積し、統計的な手法で購買率を把握することができる。店舗の販売員は、それらのデータに基づき車種に応じてカーナビ、セキュリティ、ETCなどの装備品やサービスを提案するクロスセルができる。クロスセルは、1台当たりの販売金額を増加させ、顧客の10人中9人は、何らかの付帯商品・サービスを購入している。これらの装備品やサービスはメニュー化されており、販売価格の透明性を高めている。顧客ニーズに適合する提案を行うことで、顧客満足度の向上が図れる。また、カーナビなどの自動車用品を大量発注することで、調達コストを抑えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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