アイスタイル Research Memo(3):広告やブランドファン作りを支援するマーケティング事業
[15/03/03]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業概要
(1)マーケティング事業
アイスタイル<3660>のマーケティング事業は、「@cosme」サイト上でのメディア(インターネット広告)サービスやソリューションサービスといった企業向けサービスのほか、サイト利用者向けのプレミアム会員サービス、2013年6月期から開始した海外事業、2014年8月に子会社化したビューティー・トレンド・ジャパン(株)が行う化粧品の定期頒布型サービスなどが含まれる。このうち、売上の大半は企業向けサービスとなる。
メディアサービスは、ブランディング広告やレスポンス広告(バナー広告、テキスト広告など)が中心となる。ブランディング広告とは、クライアント企業のブランドイメージを向上させるためのタイアップ広告※であり、「@cosme」サイトの広告制作物に図・イラスト・写真などを活用した広告サービスのことを言う。また、登録会員へのアンケート結果や口コミのデータ分析結果なども利用でき、独自性の高い広告を作り上げることが可能というのが特徴だ。
ソリューションサービスの主なサービスは、ブランドファンクラブとなる。ブランドファンクラブとは、「@cosme」内にある各ブランドの商品情報のトップページを有料で公開し、ブランドからの最新情報の提供や、PR活動をクライアント企業が当該ページにおいて自由に行うことにより、ブランド価値の向上に資するサービスとなる。各化粧品ブランドのファン作りを支援するというのが、同サービスのコンセプトとなっている。
※タイアップ広告・・・広告媒体運営者やライターなどが、クライアント企業の商品やサービスをわかりやすく紹介する編集記事タイプの広告
プレミアム会員サービスとは月額280円(税抜き)で提供する「@cosme」の有料会員サービスとなる。「cosme.com(コスメ・コム)」や「@cosme store」で利用可能なプレミアムクーポン券が付与されるほか、ポイント還元率のアップや、サイト内での詳細な検索機能が利用可能となるなどの会員特典を提供している。
海外事業では中国、香港、シンガポール、インドネシアに子会社を展開している(香港のみ非連結子会社)。中国では「@cosme」のブランドを活用し、テレビ番組やソーシャルメディアを使ったマーケティング支援事業を、インドネシアでは化粧品に限らず、ローカル企業・日系企業にインターネットマーケティングサービスサービス全般を提供している。また、第3四半期から中華圏での化粧品卸事業、及び越境EC事業を開始している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1)マーケティング事業
アイスタイル<3660>のマーケティング事業は、「@cosme」サイト上でのメディア(インターネット広告)サービスやソリューションサービスといった企業向けサービスのほか、サイト利用者向けのプレミアム会員サービス、2013年6月期から開始した海外事業、2014年8月に子会社化したビューティー・トレンド・ジャパン(株)が行う化粧品の定期頒布型サービスなどが含まれる。このうち、売上の大半は企業向けサービスとなる。
メディアサービスは、ブランディング広告やレスポンス広告(バナー広告、テキスト広告など)が中心となる。ブランディング広告とは、クライアント企業のブランドイメージを向上させるためのタイアップ広告※であり、「@cosme」サイトの広告制作物に図・イラスト・写真などを活用した広告サービスのことを言う。また、登録会員へのアンケート結果や口コミのデータ分析結果なども利用でき、独自性の高い広告を作り上げることが可能というのが特徴だ。
ソリューションサービスの主なサービスは、ブランドファンクラブとなる。ブランドファンクラブとは、「@cosme」内にある各ブランドの商品情報のトップページを有料で公開し、ブランドからの最新情報の提供や、PR活動をクライアント企業が当該ページにおいて自由に行うことにより、ブランド価値の向上に資するサービスとなる。各化粧品ブランドのファン作りを支援するというのが、同サービスのコンセプトとなっている。
※タイアップ広告・・・広告媒体運営者やライターなどが、クライアント企業の商品やサービスをわかりやすく紹介する編集記事タイプの広告
プレミアム会員サービスとは月額280円(税抜き)で提供する「@cosme」の有料会員サービスとなる。「cosme.com(コスメ・コム)」や「@cosme store」で利用可能なプレミアムクーポン券が付与されるほか、ポイント還元率のアップや、サイト内での詳細な検索機能が利用可能となるなどの会員特典を提供している。
海外事業では中国、香港、シンガポール、インドネシアに子会社を展開している(香港のみ非連結子会社)。中国では「@cosme」のブランドを活用し、テレビ番組やソーシャルメディアを使ったマーケティング支援事業を、インドネシアでは化粧品に限らず、ローカル企業・日系企業にインターネットマーケティングサービスサービス全般を提供している。また、第3四半期から中華圏での化粧品卸事業、及び越境EC事業を開始している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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