Fブラザーズ---2015年11月期は純利益が2.5倍で着地、今期も増益継続で過去最高益の更新へ
[16/01/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
不動産投資サービスのファーストブラザーズ<3454>は14日、2015年11月期の通期決算を発表した。連結業績は、前期の特殊要因等により売上高が前期比57.5%減の45.57億円であったものの、営業利益は同26.7%増の28.32億円、経常利益が同23.4%増の26.58億円、純利益が同2.5倍の16.61億円と大幅な最終増益により過去最高益となった。
主力の投資運用事業ではファンド投資案件の売却に伴うフィーや運用に関わるフィーを計上したことで大幅な増収増益となった。投資銀行事業では、前期にあった自己勘定投資案件(賃貸不動産等)の売却が今期はなかったことに加え、連結対象としていたSPCを前期に除外したことが影響した。
翌期も引き続き成長戦略として、(1)顧客向けに組成した私募ファンドへの共同投資(セイムボート投資)、(2)安定収益源となる賃貸不動産等への投資、(3)既存事業のプラットフォームや強みを活用した収益機会の拡大、の3つの施策を掲げている。
2016年11月期の業績予想は、売上高が前期比2.7倍の124.82億円、営業利益が同7.8%増の30.52億円、経常利益が同4.5%増の27.78億円、純利益が同1.2%増の16.81億円と増収増益、過去最高益の更新を見込んでいる。
同社は、主に不動産を対象として投資運用事業と投資銀行事業を展開する。投資運用事業では顧客の資産を私募ファンド形式で運用するアセットマネジメント業務を行っている。成長ドライバーとなる投資銀行事業では顧客と共同でファンドに投資するセイムボート投資を行うほか、自己勘定での不動産投資及びその他の投資を実施している。なお、同社は不動産売却の有無により売上高が変動するため、売上総利益以下を重視しているという。
<SF>
主力の投資運用事業ではファンド投資案件の売却に伴うフィーや運用に関わるフィーを計上したことで大幅な増収増益となった。投資銀行事業では、前期にあった自己勘定投資案件(賃貸不動産等)の売却が今期はなかったことに加え、連結対象としていたSPCを前期に除外したことが影響した。
翌期も引き続き成長戦略として、(1)顧客向けに組成した私募ファンドへの共同投資(セイムボート投資)、(2)安定収益源となる賃貸不動産等への投資、(3)既存事業のプラットフォームや強みを活用した収益機会の拡大、の3つの施策を掲げている。
2016年11月期の業績予想は、売上高が前期比2.7倍の124.82億円、営業利益が同7.8%増の30.52億円、経常利益が同4.5%増の27.78億円、純利益が同1.2%増の16.81億円と増収増益、過去最高益の更新を見込んでいる。
同社は、主に不動産を対象として投資運用事業と投資銀行事業を展開する。投資運用事業では顧客の資産を私募ファンド形式で運用するアセットマネジメント業務を行っている。成長ドライバーとなる投資銀行事業では顧客と共同でファンドに投資するセイムボート投資を行うほか、自己勘定での不動産投資及びその他の投資を実施している。なお、同社は不動産売却の有無により売上高が変動するため、売上総利益以下を重視しているという。
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