【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ごまお氏:株式投資にはプラグマティズムが役立つ
[16/02/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ごまお氏(ブログ「ごまおファンド」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2015年1月29日に執筆
個人投資家のごまおです。よっこいしょういちで頑張ります。
株価は日々大きく変動しますが、時間が経てば本来の価値に収束していきます。日々の株価の動きにとらわれないためにも、あえて目先の相場とは関係ない話を。
アメリカは経済、軍事、文化どれをとっても世界ナンバーワンの国です。その世界最強のアメリカに挑んで、完膚なきまでに叩きのめされたのが日本でした。たった70年前のことです。
アメリカはなぜ世界最強なのでしょうか?
それは彼らの考え方に理由があると考えます。プラグマティズムという考え方です。
プラグマティズムとは、フランスの政治思想家A・トクヴィルが指摘した下記の哲学的方法に代表されます。(「プラグマティズムの思想」魚津郁夫・著より引用)
(1)体系を排すること
(2)眼前の事実を重視すること
(3)物事の理由を権威によらずに独力で探求し、結果を目指して前進すること
(4)定式をとおして物事の本質を見ぬくこと
メイフラワー号でアメリカのプリマス植民地に入植した移民たちは、厳しい環境を生き抜かなければなりませんでした。当時のアメリカにはインディアンしかおらず、頼れる者は自分たちだけでした。
古い慣習に縛られていたり、(入植前のヨーロッパでの)権威や肩書きだけで人を信用したりすると、新大陸では生き抜いていけなかったのです。
自由を求めて大西洋を航海し、新大陸へ移住したアメリカ人の祖先たち。彼らが新大陸で生き抜くために生まれた考え方がプラグマティズムなのです。
さて、プラグマティズムは株式投資の世界でも役に立つと思います。もう少し踏み込んだ言い方をしますと、プラグマティズムを実践している人だけが株式市場で生き残っていけるのだと思います。
プラグマティズムを実践している人とは、以下のような人だと私は考えます。
市場や株価の変動を、評論家や有名ブロガーの権威によらずに「独力」で判断し、結果を目指して前進できる人。定式をとおして(目の前にある事象から法則性を見出して)、市場や株価の変動について本質を見抜ける人。
株式市場はメイフラワー号が辿り着いたプリマス植民地のような過酷な場所です。彼らと同じような考え方を持っていないと、生き抜けないと私は考えます。
ごまおの保有銘柄、パフォーマンスはブログ「ごまおファンド」に書いています。もし、興味があれば、「ごまおファンド」で検索してください。
今週もがんばれいにゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
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執筆者名:ごまお
ブログ名:ごまおファンド
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