モバファク Research Memo(10):位置ゲーム開発・運営の先行優位性と高いプロモーション管理・運用能力
[16/03/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業環境と同社の強み、事業リスク
●強みと事業リスク
(1)強み
モバイルファクトリー<3912>の強みは、位置ゲームの開発・運営を手掛ける数少ない企業の1つであることを挙げることができる。加えて、競合企業であるコロプラ、マピオンのゲームがWebアプリであるのに対して、同社はネイティブアプリへのシフトが完了しており、先行優位性がある。任天堂の「Pokémon GO」により位置ゲーム市場が活性化、成長期待が高まるなかで、同社の位置ゲームに関するノウハウは今後位置ゲームへ参入しようとする既存の大手ゲーム会社にとって魅力的に映る可能性が高く、事業提携先の有力候補になると考えられる。
加えて、コンテンツサービス(主に着信メロディ)で培い、蓄積してきたプロモーションの徹底した管理、運用力も強み。具体的には投資対効果を広告出稿先ごとに日々厳密に検証し、より有効な広告出稿先を選択できる体制を確立している。
(2)事業リスク
ネイティブアプリゲームがApp Store、Google Play等のアプリケーションを流通させるオンラインサービスであるため、Apple Inc.やGoogle Inc.などアプリマーケット運営会社の事業戦略の変更、手数料率の変更、契約の終了や中止などが生じる場合、同社の業績は多大な影響を受ける可能性があることが最大の事業リスクである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)
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●強みと事業リスク
(1)強み
モバイルファクトリー<3912>の強みは、位置ゲームの開発・運営を手掛ける数少ない企業の1つであることを挙げることができる。加えて、競合企業であるコロプラ、マピオンのゲームがWebアプリであるのに対して、同社はネイティブアプリへのシフトが完了しており、先行優位性がある。任天堂の「Pokémon GO」により位置ゲーム市場が活性化、成長期待が高まるなかで、同社の位置ゲームに関するノウハウは今後位置ゲームへ参入しようとする既存の大手ゲーム会社にとって魅力的に映る可能性が高く、事業提携先の有力候補になると考えられる。
加えて、コンテンツサービス(主に着信メロディ)で培い、蓄積してきたプロモーションの徹底した管理、運用力も強み。具体的には投資対効果を広告出稿先ごとに日々厳密に検証し、より有効な広告出稿先を選択できる体制を確立している。
(2)事業リスク
ネイティブアプリゲームがApp Store、Google Play等のアプリケーションを流通させるオンラインサービスであるため、Apple Inc.やGoogle Inc.などアプリマーケット運営会社の事業戦略の変更、手数料率の変更、契約の終了や中止などが生じる場合、同社の業績は多大な影響を受ける可能性があることが最大の事業リスクである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)
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