ジャパンベストレスキューシステム---第2四半期累計決算は大幅増益で着地、2016年9月期通期は2桁増益を計画
[16/05/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ジャパンベストレスキューシステム<2453>は5月12日に2016年9月期第2四半期累計(2015年10月〜2016年3月期)決算を発表。売上高が前年同期比8.0%減の57.40億円、営業利益が同56.5%増の4.84億円、経常利益が同46.4%増の4.88億円、四半期純利益が同2.4倍の5.49億円で着地した。直近の会社計画に対しては、売上高が1.41億円の未達であったものの、営業利益は2.38億円、経常利益は2.33億円、四半期純利益は4.32億円それぞれ上回った。
売上高は、会員事業や少額短期保険事業などで伸びたものの、企業提携事業やコールセンター事業などが苦戦し、全体としては減収となった。会員事業では、提携先の賃貸住宅や分譲住宅の入居者向けの「安心入居サポート」や、家電・住宅設備機器メーカー保証期間終了後をサポートする「あんしん修理サポート」などの会員数増加が売上に寄与。少額短期保険事業では、賃貸住宅の家財を補償する「新すまいRoom保険」や、自転車事故に備える「ちゃりぽ」などの販売が伸びた。一方、企業提携事業では、水まわりの緊急駆けつけサービスや、ガラスの緊急割れ換えサービスの成約件数が減少。コールセンター事業も、カギ部門やパソコン部門が不振だった。利益面は、売上高が減少した影響はあったものの、上期に見込んでいた宣伝広告費の支出が下期以降に期ズレしたため、会社計画を上回る増益を確保。投資有価証券売却益が発生したため、四半期純利益は営業利益、経常利益よりも増益率が高くなった。
第2四半期累計決算の利益は大幅に会社計画を超過したものの、宣伝広告費の期ズレが理由のため、2016年9月期通期の売上高、営業利益、経常利益の見通しは変更しなかった。ただ、当期純利益については、投資有価証券売却益が発生したため、従来予想の4.68億円から7.19億円(前期は1.76億円の赤字)に引き上げた。なお、2016年9月期通期の売上高は前期比4.3%減の115.99億円、営業利益は同16.8%増の6.97億円、経常利益は同34.7%増の7.52億円を計画している。
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売上高は、会員事業や少額短期保険事業などで伸びたものの、企業提携事業やコールセンター事業などが苦戦し、全体としては減収となった。会員事業では、提携先の賃貸住宅や分譲住宅の入居者向けの「安心入居サポート」や、家電・住宅設備機器メーカー保証期間終了後をサポートする「あんしん修理サポート」などの会員数増加が売上に寄与。少額短期保険事業では、賃貸住宅の家財を補償する「新すまいRoom保険」や、自転車事故に備える「ちゃりぽ」などの販売が伸びた。一方、企業提携事業では、水まわりの緊急駆けつけサービスや、ガラスの緊急割れ換えサービスの成約件数が減少。コールセンター事業も、カギ部門やパソコン部門が不振だった。利益面は、売上高が減少した影響はあったものの、上期に見込んでいた宣伝広告費の支出が下期以降に期ズレしたため、会社計画を上回る増益を確保。投資有価証券売却益が発生したため、四半期純利益は営業利益、経常利益よりも増益率が高くなった。
第2四半期累計決算の利益は大幅に会社計画を超過したものの、宣伝広告費の期ズレが理由のため、2016年9月期通期の売上高、営業利益、経常利益の見通しは変更しなかった。ただ、当期純利益については、投資有価証券売却益が発生したため、従来予想の4.68億円から7.19億円(前期は1.76億円の赤字)に引き上げた。なお、2016年9月期通期の売上高は前期比4.3%減の115.99億円、営業利益は同16.8%増の6.97億円、経常利益は同34.7%増の7.52億円を計画している。
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