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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:山手線 品川新駅(仮称)関連銘柄を深掘り特集

注目トピックス 日本株


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年9月12日16時に執筆


東日本旅客鉄道(以下、JR東日本<9020>)が2014年6月に新駅構想を発表したのをきっかけに、度々、山手線 品川新駅(仮称)関連銘柄や山手線新駅関連銘柄は市場で注目を集め物色対象となっています。

今回は、再び注目が集まりだしている、山手線 品川新駅(仮称)関連銘柄に関する解説をしていこうと思います。


■山手線に40年ぶりの新駅建設、JR東日本が概要発表
JR山手線の新駅建設は、1971年に設置された西日暮里駅ぶりで、品川新駅(仮称)が完成すると山手線内の駅は30駅となります。

この新駅は、JR東日本が所有する車両基地を活用。都心部の大規模再開発の一環としても、官民問わず大変注目を集めているプロジェクトとなります。

さて、その新駅構想に関し、9月6日にJR東日本が、品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要についてと題したリリースを発表しました。

この概要によると、品川新駅(仮称)は、2020年に暫定開業、2024年に本開業との事。

2020年の暫定開業時の施設規模はどの程度なのか?東京オリンピックの開催時期には間に合うのか?詳細がこの資料からははっきりとは分かりませんが、東京オリンピック開催直前に暫定開業を滑りこませてくる可能性が非常に高いと思います。



■駅舎の設計デザイナーは隈研吾氏
品川新駅(仮称)の駅舎の設計は、新国立競技場のデザインでも有名な隈研吾氏。

吹き抜けや大きなガラス面を設ける事で「駅と街の一体的な空間」を生み出すデザインとなるそうですね。


■施工は、大林組<1802>と鉄建建設<1815>
また、注目されていた施工業者も、大林組と鉄建建設が担当することが発表されました。

東京オリンピック開催に向けて、今後も大小様々なインフラ構築に絡む物色テーマが盛り上がってくるでしょうが、山手線の品川新駅(仮称)関連銘柄も追加の報道が出る度に物色が入ってくると思いますので、下記に関連銘柄をまとめておきたいと思います。


■山手線 品川新駅(仮称)関連銘柄

▽東日本旅客鉄道
まずは、JR東日本。ドル箱路線の山手線に新駅が1つ追加されることで、1日の降乗数が増加することが予想されます。

また、品川駅と田町駅の間に新駅ができる事により、新駅周辺の再開発で人の流れが大きく変わり、新たな商圏が誕生することが未来の業績へ寄与してくることは充分に考えられます。


▽京浜急行電鉄<9006>
神奈川県の三浦半島から品川を通り、泉岳寺駅で都営地下鉄浅草線と接続しているのが京浜急行電鉄。

新駅が、泉岳寺駅から300m程の距離にある事で、何らかの連絡通路が設けられる事で検討が進んでいるようです。

仮に新駅と泉岳寺駅との間で連絡通路が設けられ、乗り換えの利便性が向上する事で、プラスのメリットがもたらされることは間違いありません。

また、品川新駅(仮称)周辺に不動産を保有していることに加え、外国人持ち株比率も高いことから注目していきたい銘柄のひとつです。


▽その他の山手線 品川新駅(仮称)関連銘柄一覧
大林組<1802>
鉄建建設
西武HD<9024>
横河ブリッジHD<5911>
兼松<8020>
NTT都市開発<8933>
ツカダ・グローバルHD<2418>

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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏


<KS>

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