デュアルタップ Research Memo(5):16/6期は増収減益決算、首都圏マンション需要堅調も原価高が足かせ
[16/09/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(1) 2016 年6月期通期の業績動向
デュアルタップ<3469>の2016 年6月期通期の業績は、売上高6,996百万円(前期比16.1%増)、営業利益411百万円(同19.4%減)、経常利益329百万円(同30.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益210百万円(同28.2%減)となり、増収減益の決算となった。首都圏における賃貸マンション及びワンルーム型マンション販売の市場環境は、首都圏への人口流入及び単身世帯の増加傾向、低金利の下支えなどの追い風を背景に底堅い。同社の売上面においては、不動産販売事業で自社ブランドマンション「XEBEC(ジーベック)」シリーズの開発に注力し、販売エリアを城南中心から城北エリアなどに拡大したことも増収に寄与した。利益面においては、不動産賃貸管理・仲介事業と海外不動産事業で利益を大幅に向上させたが、主力である不動産販売事業における土地仕入価格及び建築費等の売上原価が上昇傾向にあり、販管費の上昇を抑制したものの各利益は減益となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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(1) 2016 年6月期通期の業績動向
デュアルタップ<3469>の2016 年6月期通期の業績は、売上高6,996百万円(前期比16.1%増)、営業利益411百万円(同19.4%減)、経常利益329百万円(同30.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益210百万円(同28.2%減)となり、増収減益の決算となった。首都圏における賃貸マンション及びワンルーム型マンション販売の市場環境は、首都圏への人口流入及び単身世帯の増加傾向、低金利の下支えなどの追い風を背景に底堅い。同社の売上面においては、不動産販売事業で自社ブランドマンション「XEBEC(ジーベック)」シリーズの開発に注力し、販売エリアを城南中心から城北エリアなどに拡大したことも増収に寄与した。利益面においては、不動産賃貸管理・仲介事業と海外不動産事業で利益を大幅に向上させたが、主力である不動産販売事業における土地仕入価格及び建築費等の売上原価が上昇傾向にあり、販管費の上昇を抑制したものの各利益は減益となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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