タカショー Research Memo(6):「ベジトラグ」ブランドの確立を図る
[16/09/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■タカショー<7590>の決算動向
(3)主な活動実績と今後の取り組み
今期における主な活動実績と今後の取り組みは以下のとおりである。
a)中国における生産拠点(江西高秀)の増強
今後の事業拡大や生産量アップ(新製品の生産ライン確保)を目的として隣接する不動産(土地使用権)とともに、本社ビルや工場建屋を取得した(取得価格は合計約4.4億円)。自社製品(ナショナルブランド)によるグローバル展開に向けた基盤づくりの一環として位置付けられる。特に、「ベジトラグ」ブランドによる米国展開が大手ホームセンター向けに順調に立ち上がったことから、まずは量産化への要請に対応できる体制構築に狙いがあると考えられる。また、大型インジェクション成型機及びアルミ熱転写機等の導入による生産アイテムの拡充なども計画している。
b)タカショーヨーロッパ100%子会社化による販社体制の強化(8月7日付)
長年の課題となっていたタカショーヨーロッパの100%子会社化(従前の議決権比率は70%)を実現するとともに、不採算販売先の整理等による損益改善を図った。
c)ベジトラグUSAにおいて新事務所をスタート(7月1日付)
ベジトラグUSAが順調に立ち上がってきたことから、米国での更なる販路拡大を目指して、オフィス、ショールーム、倉庫を兼ね備えた新事務所を開設した。
d)国内工場の増設
下期においては、和歌山工場(ガーデンクリエイト)及び栃木工場(ガーデンクリエイト関東)の増設を予定している(投資総額は約2億円)。海外からの引き合いも増えていた「エバーアートウッド」などプロユース向けの生産能力の増強や新商品の投入が目的とみられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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(3)主な活動実績と今後の取り組み
今期における主な活動実績と今後の取り組みは以下のとおりである。
a)中国における生産拠点(江西高秀)の増強
今後の事業拡大や生産量アップ(新製品の生産ライン確保)を目的として隣接する不動産(土地使用権)とともに、本社ビルや工場建屋を取得した(取得価格は合計約4.4億円)。自社製品(ナショナルブランド)によるグローバル展開に向けた基盤づくりの一環として位置付けられる。特に、「ベジトラグ」ブランドによる米国展開が大手ホームセンター向けに順調に立ち上がったことから、まずは量産化への要請に対応できる体制構築に狙いがあると考えられる。また、大型インジェクション成型機及びアルミ熱転写機等の導入による生産アイテムの拡充なども計画している。
b)タカショーヨーロッパ100%子会社化による販社体制の強化(8月7日付)
長年の課題となっていたタカショーヨーロッパの100%子会社化(従前の議決権比率は70%)を実現するとともに、不採算販売先の整理等による損益改善を図った。
c)ベジトラグUSAにおいて新事務所をスタート(7月1日付)
ベジトラグUSAが順調に立ち上がってきたことから、米国での更なる販路拡大を目指して、オフィス、ショールーム、倉庫を兼ね備えた新事務所を開設した。
d)国内工場の増設
下期においては、和歌山工場(ガーデンクリエイト)及び栃木工場(ガーデンクリエイト関東)の増設を予定している(投資総額は約2億円)。海外からの引き合いも増えていた「エバーアートウッド」などプロユース向けの生産能力の増強や新商品の投入が目的とみられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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