メディシス Research Memo(3):2017年3月期第2四半期累計は増収減益、期初会社計画比ではいずれも下回る
[16/12/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(1) 2017年3月期第2四半期累計の業績概要
メディカルシステムネットワーク<4350>の2017年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比3.1%増の43,401百万円、営業利益が同68.7%減の549百万円、経常利益が同69.0%減の542百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同91.4%減の66百万円と増収減益決算となり、期初会社計画比でもいずれも下回る格好となった。
売上高は医薬品等ネットワーク事業が堅調に推移したことや、調剤薬局事業及び給食事業におけるM&Aの効果により増収となったものの、調剤報酬改定や薬価改定の影響による調剤薬局事業の収益悪化や、前年同期に一過性の販売用不動産の売却益242百万円を計上した反動等を主因として、営業利益は2ケタ減益となった。また、期初計画比でも営業利益は42.2%下回る格好となった。調剤薬局事業において処方箋枚数が計画を下回ったことや、給食事業における食材仕入れコスト、人件費の増加等が想定を上回ったことなどが主因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1) 2017年3月期第2四半期累計の業績概要
メディカルシステムネットワーク<4350>の2017年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比3.1%増の43,401百万円、営業利益が同68.7%減の549百万円、経常利益が同69.0%減の542百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同91.4%減の66百万円と増収減益決算となり、期初会社計画比でもいずれも下回る格好となった。
売上高は医薬品等ネットワーク事業が堅調に推移したことや、調剤薬局事業及び給食事業におけるM&Aの効果により増収となったものの、調剤報酬改定や薬価改定の影響による調剤薬局事業の収益悪化や、前年同期に一過性の販売用不動産の売却益242百万円を計上した反動等を主因として、営業利益は2ケタ減益となった。また、期初計画比でも営業利益は42.2%下回る格好となった。調剤薬局事業において処方箋枚数が計画を下回ったことや、給食事業における食材仕入れコスト、人件費の増加等が想定を上回ったことなどが主因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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