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ITサービスセクターで需給逼迫が続く SMBC日興証券(花田浩菜)

注目トピックス 日本株
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

ビッグデータをはじめ、オムニチャネルやフィンテックなど、ITサービスの事業分野がどんどん広がっていますね。5/25付の「Daily Outlook」では、こうしたITサービスセクターについて分析していますのでご紹介します。

まず同レポートでは、『ITサービスセクターの業績が堅調だ。直近の17/3期決算においても、概ね増収増益で18/3期会社計画をみると、その基調が継続する見込み。背景としては、働き方改革による生産性向上投資で、企業のIT投資の拡大姿勢が強まっていることや、IoT(モノのインターネット)やクラウドサービスへの対応などによる需要の増加が挙げられる』と伝えています。

次に、今後について『日銀短観(3月調査)によると、2017年度のソフトウェア投資計画額(全産業、金融機関含む)は前年度比+3.6%と高い伸び率となっている。また、情報サービス業の製商品・サービス需給DI(国内)は需要超過度合いが高まっており、先行きに関してもさらに需給がひっ迫する傾向だ』と見ています。

続けて、『現在のIT需要は基幹システムの更新だけではなく、ビッグデータ、オムニチャネル(ネットと実店舗の融合)、フィンテック(金融+IT技術)など急速に拡大している新しい領域へ裾野が広がっている。このように、ITサービスセクターの業績の堅調さ、及び事業環境の先行き見通しが良いことなどもあり、同セクターの株価は足元で堅調に推移している』と見解を述べています。

最後にレポートでは、『決算動向からみた主なITサービスセクターの銘柄』を紹介しています。具体的にはNTTデータ<9613>や大塚商会<4768>、野村総研<4307>など全10銘柄が挙げられていますので、詳しくは5/25付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜




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