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フラベッドH Research Memo(3):メディカルサービス事業が売上高の半分以上、利益の大半を稼ぐ

注目トピックス 日本株
■フランスベッドホールディングス<7840>の事業概要

1. 事業概要
2017年3月期の売上高構成比は、メディカルサービス事業が55.6%、インテリア健康事業が38.0%、その他が6.4%であった。メディカルサービス事業は、医療・介護用ベッド、福祉用具の製造、仕入、レンタル、小売及び卸売、病院・ホテル等のリネンサプライを含む。インテリア健康事業は、ベッド・家具類・寝装品・健康機器等の製造・仕入及び卸売などになる。その他は、戸別訪問販売、日用品雑貨販売等、広告・展示会場設営及び不動産賃貸等である。営業利益の構成比は、メディカルサービス事業が86.9%、インテリア健康事業が12.2%、その他が-0.3%、調整額が1.2%となった。

2. 事業セグメント別売上高構成と売上高営業利益率のトレンド
2012年3月期から事業セグメントを、現在の3事業である「メディカルサービス事業」「インテリア健康事業」「その他」に括り直した。2012年3月期から2017年3月期までの過去5期間における売上高の伸び率は4.7%にとどまった。セグメント別売上高構成比の増減は、メディカルサービス事業が1.0ポイントアップ、インテリア健康事業が1.6ポイントアップ、その他が0.5ポイントダウンと大きな変化はない。

2017年3月期の事業セグメント別営業利益は、メディカルサービス事業が2,021百万円、インテリア健康事業が283百万円の利益、その他が6百万円の損失であった。2012年3月期以降のセグメント別売上高営業利益率の推移を見ると、メディカルサービス事業はほぼ6〜7%前後で安定的に推移している。一方、インテリア健康事業は、国内家具市場の縮小と、それに伴い同社の卸売先である家具販売店が減少したことで、事業環境が悪化した。インテリア健康事業の利益率は、0%〜3%程度のレンジに入る。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)



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