セグエ Research Memo(2):セキュリティとITインフラ専門の企業グループ
[17/10/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 会社概要
セグエグループ<3968>は、快適で安全なIT基盤を提供し、社会に貢献する企業グループとして成長することを会社のVisionとしている。社名は、Next、続く(to be continued)、間断なく進行するという意味や、同盟、友という意味に由来し、これからの業界を担うべく、同業企業を結集し、業界における中核企業グループになることを目標にしている。グループ各社は、IT技術を駆使して価値を創造し、顧客とともに成長を続け、豊かな社会の実現に貢献するために、ITシステムにおけるITインフラ及びネットワークセキュリティ製品に係る設計、販売、構築、運用、保守サービスを一貫して提供する「ITソリューション事業」を展開している。IT分野でセキュリティ対策の重要性が叫ばれるなか、同社グループはいち早く最新の技術トレンドや顧客のニーズをつかみ、積極的に新規商材の取扱いを進め、取扱商材を組み合わせてセキュリティを確保したソリューション創出を目指している。
同社グループは、業種分類としては情報・通信業に属し、自社開発製品「SCVX」をはじめ、セキュリティ先進国からの輸入製品に技術サービスを組み合わせ、顧客の多様なニーズに応えるITソリューション事業を展開する。グループ社員数359名の約70%強がITエンジニアの技術集団であり、その培った技術に強みがあると評される。
同社グループは、持株会社である同社と連結子会社4社により構成されている。グループはITソリューション事業の単一セグメントであるが、同社では販売の内容によってソリューションプロダクト事業とソリューションサービス事業に区分している。2017年12月期第2四半期の売上高構成比では、ソリューションプロダクト事業が51.0%、ソリューションサービス事業が49.0%を占めている。
総合商社の双日<2768>の子会社で情報・通信業の日商エレクトロニクス(株)が同社株式の15.82%を保有しており、NECネッツエスアイ<1973>と並んで、同社グループの主要な販売先である。
2. 沿革
同社グループの創業は、米国製データ通信機器の販売に従事していた代表取締役社長である愛須康之(あいすやすゆき)氏が、「ネットワーク技術、サービスをもって高度情報化社会を支える企業が必要である」と確信し、1995年4月にジェイズ・コミュニケーション(株)を設立したことに始まる。
その後、2013年6月には、現在の同社グループの中核会社であるジェイズ・コミュニケーション(株) を中心に、5社の企業グループとなっていたが、競争が激化したITインフラ業界の市場の中でグループが勝ち抜き、より大きく成長するためには、各社の事業の最適化及び活性化並びに事業再編行為を実行しやすい環境の構築が必要と判断し、2014年12月に、ジェイズ・コミュニケーション(株)の単独株式移転により持株会社としてセグエグループ(株)を設立した。
同社グループは海外の先進的なセキュリティ製品の輸入販売と、それを支える高い技術力によって順調に業容を拡大してきたが、2016年1月より自社開発製品のSCVXの販売を開始した。2016年12月には東証JASDAQへの上場を果たし、更なる飛躍を目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<HN>
1. 会社概要
セグエグループ<3968>は、快適で安全なIT基盤を提供し、社会に貢献する企業グループとして成長することを会社のVisionとしている。社名は、Next、続く(to be continued)、間断なく進行するという意味や、同盟、友という意味に由来し、これからの業界を担うべく、同業企業を結集し、業界における中核企業グループになることを目標にしている。グループ各社は、IT技術を駆使して価値を創造し、顧客とともに成長を続け、豊かな社会の実現に貢献するために、ITシステムにおけるITインフラ及びネットワークセキュリティ製品に係る設計、販売、構築、運用、保守サービスを一貫して提供する「ITソリューション事業」を展開している。IT分野でセキュリティ対策の重要性が叫ばれるなか、同社グループはいち早く最新の技術トレンドや顧客のニーズをつかみ、積極的に新規商材の取扱いを進め、取扱商材を組み合わせてセキュリティを確保したソリューション創出を目指している。
同社グループは、業種分類としては情報・通信業に属し、自社開発製品「SCVX」をはじめ、セキュリティ先進国からの輸入製品に技術サービスを組み合わせ、顧客の多様なニーズに応えるITソリューション事業を展開する。グループ社員数359名の約70%強がITエンジニアの技術集団であり、その培った技術に強みがあると評される。
同社グループは、持株会社である同社と連結子会社4社により構成されている。グループはITソリューション事業の単一セグメントであるが、同社では販売の内容によってソリューションプロダクト事業とソリューションサービス事業に区分している。2017年12月期第2四半期の売上高構成比では、ソリューションプロダクト事業が51.0%、ソリューションサービス事業が49.0%を占めている。
総合商社の双日<2768>の子会社で情報・通信業の日商エレクトロニクス(株)が同社株式の15.82%を保有しており、NECネッツエスアイ<1973>と並んで、同社グループの主要な販売先である。
2. 沿革
同社グループの創業は、米国製データ通信機器の販売に従事していた代表取締役社長である愛須康之(あいすやすゆき)氏が、「ネットワーク技術、サービスをもって高度情報化社会を支える企業が必要である」と確信し、1995年4月にジェイズ・コミュニケーション(株)を設立したことに始まる。
その後、2013年6月には、現在の同社グループの中核会社であるジェイズ・コミュニケーション(株) を中心に、5社の企業グループとなっていたが、競争が激化したITインフラ業界の市場の中でグループが勝ち抜き、より大きく成長するためには、各社の事業の最適化及び活性化並びに事業再編行為を実行しやすい環境の構築が必要と判断し、2014年12月に、ジェイズ・コミュニケーション(株)の単独株式移転により持株会社としてセグエグループ(株)を設立した。
同社グループは海外の先進的なセキュリティ製品の輸入販売と、それを支える高い技術力によって順調に業容を拡大してきたが、2016年1月より自社開発製品のSCVXの販売を開始した。2016年12月には東証JASDAQへの上場を果たし、更なる飛躍を目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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