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注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、日ペHD、セガサミーHDなど(訂正)

注目トピックス 日本株
オルトプラス<3672>:1132円(+47円)
大幅続伸。取締役候補の選任について発表している。12月22日開催予定の株主総会に付議する新任取締役候補として、佐藤秀樹氏の名前が挙がっていることが期待材料視されているようだ。同氏は株式会社セガ・エンタープライゼス(現株式会社セガゲームス)在任中、代表取締役社長として経営に携わった経験を持っていることから、今後の事業展開に対する期待感が高まっているもよう。


シャープ<6753>:3770円(+235円)
大幅反発。東証2部から東証1部への市場変更が承認されたと発表(12月7日付で指定)、ファンドなどから買い需要が発生することから、材料視されているようだ。同社は液晶パネル事業の不振で16年3月末に債務超過に陥り、8月に東証2部に指定替えとなっていた。その後、鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下入りをきっかけに経営再建が進展。17年6月に1部復帰を申請していた。


日ペHD<4612>:3730円(+280円)
大幅反発。米塗料大手アクサルタでは、同社が提案した買収交渉を打ち切ったと明らかにしている(同社側も発表)。企業価値を巡って考えが一致しなかったもよう。22日に買収提案を行ったと発表、その後は巨額の買収負担が懸念されて売り優勢の展開となり株価は足元で大幅に下落していた。買収可能性がなくなったことで本日は買戻しの動きに。


セガサミーHD<6460>:1338円(-20円)
反落。業績予想の下方修正を発表している。通期営業利益は従来の200億円から130億円に減額修正。遊戯機業界における規則改正が来年2月に施行されることに伴い、下期の販売スケジュールを大幅に見直したもよう。パチスロ販売台数は15.8万台から8.9万台に、パチンコ販売台数は20.3万台から13.6万台に修正。もともと下期の業績低迷は想定されていたものの、修正数値は想定以下との見方が優勢のようだ。


市光工<7244>:1159円(+69円)
大幅反発。クレディ・スイス証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を1100円から1300円に引き上げている。2022年の売上目標1600億円に向けた拡販活動は順調、日系完成車メーカーの主要モデルを対象にシェアを拡大している状況は好評価としている。また、車載センサーを駆使した電子ミラー上市も果たすなど、自動車の電動化・自動化といったメガトレンドへのタイムリーな対応もプラス視。


メドピア<6095>:1122円(+119円)
3日ぶり大幅反発。一時1230円まで上昇して年初来高値を更新した。連結子会社でオンライン健康相談サービス「first call」を提供するMediplatが、企業向けにストレスチェックを始めとするメンタルヘルスサービスを提供するセーフティネットと業務提携したと発表している。セーフティネットのストレスチェックサービスを導入する企業は、「first call」を組み合わせることで、ストレスチェック前後の


DMP<3652>:8810円(+1120円)
大幅反発で年初来高値更新。半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手掛けるマクニカ アルティマ カンパニー及びモルフォ<3653>と、インテルFPGA(LSIの一種)を使用したAI(人工知能)・ディープラーニング(深層学習)技術で提携を開始したと発表している。第1弾として、インテルFPGAベースのディープラーニング推論環境をDMPがパッケージングしたプラットフォームを17年度中にマクニカより販売する予定。


サイバーダイン<7779>:1527円(+40円)
続伸。25日線突破後はこう着が続いていたが、同線を支持線として機能されるなか、これを上放れてきている。一目均衡表では雲上限での攻防から上放れており、遅行スパンも実線を突破するなど、シグナルが好転してきている。医療用HALは、国内拠点病院を中心に導入が進んでいるほか、脳卒中への適用拡大に向けて、医師主導治験が継続。


YKT<2693>:623円(-46円)
大幅に3日続落。東証が信用取引に関する臨時措置を実施している。本日売買分から委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)とされている。また、日証金も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を30%から50%(同20%)とした。同社は計算速度が現在のコンピューターを大きく上回る「量子コンピューター」関連との位置付けから人気化する場面があった。


ACCESS<4813>:981円(-35円)
急反落。17年2-10月期(第3四半期累計)決算を発表している。売上高は前年同期比33.6%増の55.22億円、営業損益は2.18億円の黒字(前年同期は0.18億円の赤字)で着地した。上期を営業利益2.72億円(前年同期比10.5倍)と順調に通過していたこともあり、今回の決算発表を受けて朝方には売りがかさむ場面があった。ただ、例年8-10月期は赤字となっているため、冷静に受け止める向きもあるようだ。


ネットマーケ<6175>:1781円(+118円)
急反発。立会外分売の実施を発表している。予定株式数は20万株、予定期間は12月15日から12月22日まで。同社は今年3月にジャスダックへ上場したが、本則市場への市場変更申請を行う準備を具体的に進めており、今回の立会外分売はその形式要件の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善や流動性向上を図るために行うとしている。1部昇格への期待から物色が向かっているようだ。




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