BS11 Research Memo(7):2019年8月期は期初の配当予想どおり、前期比1円増配の20円配を実施
[19/11/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元
日本BS放送<9414>は株主への適正な利益配分を経営の重要な課題の1つと位置付けており、配当をもって還元することを基本としている。BSデジタル放送事業者としての高い公共性に鑑み、永続的かつ健全な経営の維持と内部留保の充実に努めながら、同時にまた、長期にわたって安定した利益配当を継続的に実施することを目指している。
2019年8月期について同社は、期初の配当予想どおり前期比1円増配の20円配の配当を決定している。2019年8月期決算が前期比減益となったこともあり、配当性向は30.7%と前期の20.4%から上昇するが、配当性向の水準自体は平均的かつ妥当な水準と言える。
2020年8月期については、前期比横ばいの20円配の配当予想を公表している。予想1株当たり当期純利益77.51円に基づく配当性向は25.8%となる。長期にわたる安定的な配当の継続を目指すという基本方針に沿った配当計画と評価できるだろう。
同社は株主優待制度も設けている。内容は、1単元(100株)以上保有の株主を対象に、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を、年2回(基準日は8月末と2月末)贈呈するというものだ。また、長期保有株主優待制度として、基準日の株主名簿に連続3回以上同一株主番号で記載された株主に対しては、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を追加で贈呈することとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<MH>
日本BS放送<9414>は株主への適正な利益配分を経営の重要な課題の1つと位置付けており、配当をもって還元することを基本としている。BSデジタル放送事業者としての高い公共性に鑑み、永続的かつ健全な経営の維持と内部留保の充実に努めながら、同時にまた、長期にわたって安定した利益配当を継続的に実施することを目指している。
2019年8月期について同社は、期初の配当予想どおり前期比1円増配の20円配の配当を決定している。2019年8月期決算が前期比減益となったこともあり、配当性向は30.7%と前期の20.4%から上昇するが、配当性向の水準自体は平均的かつ妥当な水準と言える。
2020年8月期については、前期比横ばいの20円配の配当予想を公表している。予想1株当たり当期純利益77.51円に基づく配当性向は25.8%となる。長期にわたる安定的な配当の継続を目指すという基本方針に沿った配当計画と評価できるだろう。
同社は株主優待制度も設けている。内容は、1単元(100株)以上保有の株主を対象に、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を、年2回(基準日は8月末と2月末)贈呈するというものだ。また、長期保有株主優待制度として、基準日の株主名簿に連続3回以上同一株主番号で記載された株主に対しては、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を追加で贈呈することとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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