フリービット Research Memo(1):2020年4月期第3四半期は増収減益
[20/04/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2020年4月期第3四半期の業績概要
フリービット<3843>の2020年4月期第3四半期連結業績は、売上高が前期比17.4%増の40,060百万円、営業利益が同26.4%減の1,198百万円、経常利益が13.9%減の1,113百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失が238百万円(前年同期は23百万円の損失)となり、増収減益となった。
売上高に関しては、不動産テック事業の拡大とエドテック事業の開始が大幅な増収に貢献した。不動産テック事業では主力のマンションインターネットが引き続き堅調に推移し、セグメント売上高で2,420百万円の増収貢献である。エドテック事業(連結子会社アルクは前期第3四半期から業績計上)は、今期から全期間の業績が計上されるため、2,559百万円の増収分となった。アドテク事業、ヘルステック事業も増収基調に変化はない。インフラテック事業は微減となった。2020年4月期第3四半期のセグメント別売上構成は、インフラテック事業28.7%、不動産テック事業23.5%、アドテク事業32.1%、ヘルステック事業6.0%、エドテック事業9.8%である。
営業利益(セグメント利益)は、不動産テック事業(829百万円)とアドテク事業(645百万円)、インフラテック事業(432百万円)が稼ぐ構図には変化はない。大きなセグメント損失となったのは、新型コロナウイルスの影響を受けたエドテック事業(473百万円の損失)である。当セグメントは約半分近くの売上げを英語研修・セミナー事業が占めており、そのほとんどが中止や延期となった。ヘルステック事業は、不採算事業の整理により利益改善し、セグメント損益は第3四半期のみでは黒字を達成した。第3四半期累計では前期並みである。経常利益及び四半期純利益も、営業減益の影響で減益となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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1. 2020年4月期第3四半期の業績概要
フリービット<3843>の2020年4月期第3四半期連結業績は、売上高が前期比17.4%増の40,060百万円、営業利益が同26.4%減の1,198百万円、経常利益が13.9%減の1,113百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失が238百万円(前年同期は23百万円の損失)となり、増収減益となった。
売上高に関しては、不動産テック事業の拡大とエドテック事業の開始が大幅な増収に貢献した。不動産テック事業では主力のマンションインターネットが引き続き堅調に推移し、セグメント売上高で2,420百万円の増収貢献である。エドテック事業(連結子会社アルクは前期第3四半期から業績計上)は、今期から全期間の業績が計上されるため、2,559百万円の増収分となった。アドテク事業、ヘルステック事業も増収基調に変化はない。インフラテック事業は微減となった。2020年4月期第3四半期のセグメント別売上構成は、インフラテック事業28.7%、不動産テック事業23.5%、アドテク事業32.1%、ヘルステック事業6.0%、エドテック事業9.8%である。
営業利益(セグメント利益)は、不動産テック事業(829百万円)とアドテク事業(645百万円)、インフラテック事業(432百万円)が稼ぐ構図には変化はない。大きなセグメント損失となったのは、新型コロナウイルスの影響を受けたエドテック事業(473百万円の損失)である。当セグメントは約半分近くの売上げを英語研修・セミナー事業が占めており、そのほとんどが中止や延期となった。ヘルステック事業は、不採算事業の整理により利益改善し、セグメント損益は第3四半期のみでは黒字を達成した。第3四半期累計では前期並みである。経常利益及び四半期純利益も、営業減益の影響で減益となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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