コニシ---3Q純利益2ケタ増、業績予想の上方修正も発表
[21/02/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
コニシ<4956>は1月29日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.4%減の973.44億円、営業利益が同0.1%増の51.20億円、経常利益が同0.3%増の52.41億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.1%増の36.10億円となった。
ボンドの売上高は前年同期比8.1%減の348.97億円、営業利益は同10.1%減の30.18億円となった。一般家庭用分野においては、コンビニエンスストア向けの売上は減少したが、ホームセンター向けの売上は増加した。また、住関連分野における内装工事用や内装建材用接着剤、産業資材分野における紙関連用途向けの水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤は、新型コロナウイルスの影響を受け、売上は減少となったが、2021年3月期第3四半期より徐々に回復基調となった。
土木建設の売上高は前年同期比13.9%増の242.64億円、営業利益は同28.0%増の15.47億円となった。建築分野においては、新型コロナウイルスの影響により各工事が中断した影響で、建築補修用や外壁はく落防止工法に使用する材料、建築用シーリング材の売上は減少となったが、2021年3月期第3四半期より徐々に回復基調となった。土木分野においては、表面保護・はく落防止工法、連続繊維シート補強工法が堅調に推移し、売上は増加した。土木建設工事業においては、公共事業を中心としたインフラ及びストック市場の補修・改修・補強工事が引き続き堅調に推移し、売上は増加した。
化成品の売上高は前年同期比5.7%減の379.89億円、営業利益は同1.2%減の4.02億円となった。化学工業分野においては、樹脂原料の販売が低調だったが、エタノール関連商材の売上が増加した。自動車分野においては、車載電子部品に使用される商材の売上は減少となったが、需要回復に伴い2021年3月期第3四半期は売上が増加し、減少幅は縮小した。また、電子電機分野、塗料分野の売上は引き続き減少した。丸安産業は、コンデンサ用商材が回復し好調に推移し、売上は増加した。
その他の事業となる不動産賃貸業の売上高は前年同期比8.8%減の1.93億円、営業利益は同14.2%減の1.47億円となった。
2021年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比2.4%減(前回予想比3.1%増)の1,320.00億円、営業利益が同3.0%減(同16.9%増)の69.00億円、経常利益が同3.4%減(同17.6%増)の70.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.9%減(同21.6%増)の45.00億円としている。
<NB>
ボンドの売上高は前年同期比8.1%減の348.97億円、営業利益は同10.1%減の30.18億円となった。一般家庭用分野においては、コンビニエンスストア向けの売上は減少したが、ホームセンター向けの売上は増加した。また、住関連分野における内装工事用や内装建材用接着剤、産業資材分野における紙関連用途向けの水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤は、新型コロナウイルスの影響を受け、売上は減少となったが、2021年3月期第3四半期より徐々に回復基調となった。
土木建設の売上高は前年同期比13.9%増の242.64億円、営業利益は同28.0%増の15.47億円となった。建築分野においては、新型コロナウイルスの影響により各工事が中断した影響で、建築補修用や外壁はく落防止工法に使用する材料、建築用シーリング材の売上は減少となったが、2021年3月期第3四半期より徐々に回復基調となった。土木分野においては、表面保護・はく落防止工法、連続繊維シート補強工法が堅調に推移し、売上は増加した。土木建設工事業においては、公共事業を中心としたインフラ及びストック市場の補修・改修・補強工事が引き続き堅調に推移し、売上は増加した。
化成品の売上高は前年同期比5.7%減の379.89億円、営業利益は同1.2%減の4.02億円となった。化学工業分野においては、樹脂原料の販売が低調だったが、エタノール関連商材の売上が増加した。自動車分野においては、車載電子部品に使用される商材の売上は減少となったが、需要回復に伴い2021年3月期第3四半期は売上が増加し、減少幅は縮小した。また、電子電機分野、塗料分野の売上は引き続き減少した。丸安産業は、コンデンサ用商材が回復し好調に推移し、売上は増加した。
その他の事業となる不動産賃貸業の売上高は前年同期比8.8%減の1.93億円、営業利益は同14.2%減の1.47億円となった。
2021年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比2.4%減(前回予想比3.1%増)の1,320.00億円、営業利益が同3.0%減(同16.9%増)の69.00億円、経常利益が同3.4%減(同17.6%増)の70.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.9%減(同21.6%増)の45.00億円としている。
<NB>