日経平均寄与度ランキング(前引け)〜日経平均は続落、東エレクが1銘柄で約57円分押し下げ
[21/06/09]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
9日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり105銘柄、値下がり115銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は続落。95.27円安の28868.29円(出来高概算4億9293万株)で前場の取引を終えている。
8日の米株式市場でのNYダウは小幅に続落し、30ドル安(−0.08%)となった。米労働省が発表した4月の雇用動態調査では、非農業部門の求人件数が928万6000件と過去最高を更新。労働市場の改善を背景に景気循環株の一角に買いが入った。また、長期金利も1.5%台前半にまで低下したことで、ハイテクの一部も買われ、ナスダック総合指数は0.31%上昇した。一方、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は0.64%の下落となった。ただ、5月米消費者物価指数(CPI)を前に様子見ムードが強く、大勢はもみ合い展開だった。本日の日経平均は62円安でスタートすると、値がさ株を中心に下落するなか、一時は28801.83円と、下げ幅を160円にまで拡大。ただ、その後は下げ渋って、28800円台でのもみ合い展開が続いた。
個別では、SOX指数の軟化を背景に、レーザーテック<6920>が6%安と大幅に続落。証券会社による格下げを受けたダイキン<6367>が売られたほか、第1四半期決算が出尽くし感に繋がったストリーム<3071>は、上昇して寄り付いたものの、大きく売りに押された。一方、業績上方修正を材料にクミアイ化学<4996>が急伸。天藤製薬の子会社化を発表したロート製薬<4527>も大幅に上昇した。そのほか、国内でのワクチン接種進展を好感したアフターコロナ関への物色から、婚礼サービスを手掛けるT&Gニーズ<4331>やツカダGHD<2418>、アパレル関連でオンワードHD<8016>、AOKIHD<8214>、なども大きく買われている。
売買代金上位では、レーザーテックのほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、などの半導体関連のほか、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ダイキン、日本電産<6594>、信越化学<4063>、エムスリー<2413>など、値がさ株を中心としたグロース(成長)株も大きく売られている。また、米長期金利の低下を背景に三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの大手銀行株、利益確定の売りが優勢となった日本郵船<9101>など海運株も軟調。そのほか、リクルートHD<6098>、NTT<9432>、ソフトバンク<9434>、などの内需系も冴えない。一方、ソフトバンクグループ<9984>、トヨタ<7203>が小幅ながらプラスとなっているほか、アフターコロナ関連への物色から、JAL<9201>、ANAHD<9202>、JR東海<9022>、JR東日本<9020>、などが堅調。
セクターでは、海運業、証券・商品先物取引業、保険業、パルプ・紙、電気機器などが下落率上位となっている。一方、不動産業、空運業、鉱業、陸運業、医薬品などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の値上がり銘柄は全体の54%、対して値下がり銘柄は40%となっている。
値下がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>となり1銘柄で日経平均を約57円押し下げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、ダイキン<6367>、エムスリー<2413>、信越化<4063>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファナック<6954>となり1銘柄で日経平均を約16円押し上げた。同2位はテルモ<4543>となり、住友不動産<8830>、ソフトバンクグループ<9984>、京セラ<6971>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28868.29(-95.27)
値上がり銘柄数 105(寄与度+172.44)
値下がり銘柄数 115(寄与度-267.71)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4523> エーザイ 10755 1504 +54.16
<6954> ファナック 25995 450 +16.21
<4543> テルモ 4351 90 +12.96
<8830> 住友不 4130 290 +10.44
<9984> ソフトバンクG 8060 41 +8.86
<6971> 京セラ 6916 99 +7.13
<4911> 資生堂 8068 134 +4.83
<8015> 豊通商 5190 120 +4.32
<9735> セコム 8822 99 +3.57
<8802> 菱地所 1930 78.5 +2.83
<8801> 三井不 2774.5 72.5 +2.61
<3659> ネクソン 2528 34 +2.45
<7832> バンナムHD 7983 62 +2.23
<4452> 花王 6763 50 +1.80
<5713> 住友鉱 4765 100 +1.80
<5901> 洋缶HD 1582 45 +1.62
<8252> 丸井G 2269 44 +1.58
<4519> 中外薬 4239 14 +1.51
<1721> コムシスHD 3215 40 +1.44
<7731> ニコン 1217 38 +1.37
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 46700 -1570 -56.54
<6857> アドバンテ 9780 -270 -19.45
<6367> ダイキン 20010 -510 -18.37
<2413> エムスリー 7016 -185 -15.99
<4063> 信越化 18625 -380 -13.68
<9983> ファーストリテ 82910 -350 -12.60
<9433> KDDI 3660 -51 -11.02
<6762> TDK 13860 -270 -9.72
<6098> リクルートHD 5675 -86 -9.29
<9766> コナミHD 7110 -250 -9.00
<6758> ソニー 10755 -240 -8.64
<4021> 日産化学 5570 -180 -6.48
<6976> 太陽誘電 5210 -170 -6.12
<6645> オムロン 8370 -160 -5.76
<4568> 第一三共 2437 -46 -4.97
<9613> NTTデータ 1709 -27 -4.86
<3382> 7&iHD 4826 -134 -4.83
<6988> 日東電 8390 -110 -3.96
<6902> デンソー 7814 -84 -3.02
<2801> キッコーマン 7020 -70 -2.52
<CS>
日経平均は続落。95.27円安の28868.29円(出来高概算4億9293万株)で前場の取引を終えている。
8日の米株式市場でのNYダウは小幅に続落し、30ドル安(−0.08%)となった。米労働省が発表した4月の雇用動態調査では、非農業部門の求人件数が928万6000件と過去最高を更新。労働市場の改善を背景に景気循環株の一角に買いが入った。また、長期金利も1.5%台前半にまで低下したことで、ハイテクの一部も買われ、ナスダック総合指数は0.31%上昇した。一方、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は0.64%の下落となった。ただ、5月米消費者物価指数(CPI)を前に様子見ムードが強く、大勢はもみ合い展開だった。本日の日経平均は62円安でスタートすると、値がさ株を中心に下落するなか、一時は28801.83円と、下げ幅を160円にまで拡大。ただ、その後は下げ渋って、28800円台でのもみ合い展開が続いた。
個別では、SOX指数の軟化を背景に、レーザーテック<6920>が6%安と大幅に続落。証券会社による格下げを受けたダイキン<6367>が売られたほか、第1四半期決算が出尽くし感に繋がったストリーム<3071>は、上昇して寄り付いたものの、大きく売りに押された。一方、業績上方修正を材料にクミアイ化学<4996>が急伸。天藤製薬の子会社化を発表したロート製薬<4527>も大幅に上昇した。そのほか、国内でのワクチン接種進展を好感したアフターコロナ関への物色から、婚礼サービスを手掛けるT&Gニーズ<4331>やツカダGHD<2418>、アパレル関連でオンワードHD<8016>、AOKIHD<8214>、なども大きく買われている。
売買代金上位では、レーザーテックのほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、などの半導体関連のほか、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ダイキン、日本電産<6594>、信越化学<4063>、エムスリー<2413>など、値がさ株を中心としたグロース(成長)株も大きく売られている。また、米長期金利の低下を背景に三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの大手銀行株、利益確定の売りが優勢となった日本郵船<9101>など海運株も軟調。そのほか、リクルートHD<6098>、NTT<9432>、ソフトバンク<9434>、などの内需系も冴えない。一方、ソフトバンクグループ<9984>、トヨタ<7203>が小幅ながらプラスとなっているほか、アフターコロナ関連への物色から、JAL<9201>、ANAHD<9202>、JR東海<9022>、JR東日本<9020>、などが堅調。
セクターでは、海運業、証券・商品先物取引業、保険業、パルプ・紙、電気機器などが下落率上位となっている。一方、不動産業、空運業、鉱業、陸運業、医薬品などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の値上がり銘柄は全体の54%、対して値下がり銘柄は40%となっている。
値下がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>となり1銘柄で日経平均を約57円押し下げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、ダイキン<6367>、エムスリー<2413>、信越化<4063>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファナック<6954>となり1銘柄で日経平均を約16円押し上げた。同2位はテルモ<4543>となり、住友不動産<8830>、ソフトバンクグループ<9984>、京セラ<6971>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28868.29(-95.27)
値上がり銘柄数 105(寄与度+172.44)
値下がり銘柄数 115(寄与度-267.71)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4523> エーザイ 10755 1504 +54.16
<6954> ファナック 25995 450 +16.21
<4543> テルモ 4351 90 +12.96
<8830> 住友不 4130 290 +10.44
<9984> ソフトバンクG 8060 41 +8.86
<6971> 京セラ 6916 99 +7.13
<4911> 資生堂 8068 134 +4.83
<8015> 豊通商 5190 120 +4.32
<9735> セコム 8822 99 +3.57
<8802> 菱地所 1930 78.5 +2.83
<8801> 三井不 2774.5 72.5 +2.61
<3659> ネクソン 2528 34 +2.45
<7832> バンナムHD 7983 62 +2.23
<4452> 花王 6763 50 +1.80
<5713> 住友鉱 4765 100 +1.80
<5901> 洋缶HD 1582 45 +1.62
<8252> 丸井G 2269 44 +1.58
<4519> 中外薬 4239 14 +1.51
<1721> コムシスHD 3215 40 +1.44
<7731> ニコン 1217 38 +1.37
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 46700 -1570 -56.54
<6857> アドバンテ 9780 -270 -19.45
<6367> ダイキン 20010 -510 -18.37
<2413> エムスリー 7016 -185 -15.99
<4063> 信越化 18625 -380 -13.68
<9983> ファーストリテ 82910 -350 -12.60
<9433> KDDI 3660 -51 -11.02
<6762> TDK 13860 -270 -9.72
<6098> リクルートHD 5675 -86 -9.29
<9766> コナミHD 7110 -250 -9.00
<6758> ソニー 10755 -240 -8.64
<4021> 日産化学 5570 -180 -6.48
<6976> 太陽誘電 5210 -170 -6.12
<6645> オムロン 8370 -160 -5.76
<4568> 第一三共 2437 -46 -4.97
<9613> NTTデータ 1709 -27 -4.86
<3382> 7&iHD 4826 -134 -4.83
<6988> 日東電 8390 -110 -3.96
<6902> デンソー 7814 -84 -3.02
<2801> キッコーマン 7020 -70 -2.52
<CS>