TOKAI Research Memo(7)2026年3月期に売上高2,600億円、営業利益175億円を目指す
[24/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*17:07JST TOKAI Research Memo(7)2026年3月期に売上高2,600億円、営業利益175億円を目指す
■今後の見通し
2. 中期経営計画の進捗状況
TOKAIホールディングス<3167>は、2026年3月期を最終年度とした3ヶ年の「中期経営計画2025」を2023年5月に発表した。「事業収益力の成長(収益基盤の拡大+新サービスの展開)」「脱炭素化社会の実現に向けた持続的成長基盤の強化」「成長の源泉となる人財・組織の活力最大化」の3点を重点施策として取り組み、経営数値目標として最終年度となる2026年3月期に売上高2,600億円、営業利益175億円、親会社株主に帰属する当期純利益100億円、継続取引顧客件数357万件を掲げた。初年度となる2024年3月期は既述のとおり、事業セグメントごとに好不調はあったものの、営業利益は目標を5億円程度上回るなど、順調な滑り出しになったと言える。
2025年3月期の会社計画は、中期経営計画で掲げた数値に対して売上高で60億円下方修正したが、各利益については維持した格好だ。利益の増減要因について見ると2024年3月期の実績を反映して、エネルギー事業で増額した一方で、建築設備不動産事業で減額し、また本社共通費用等を上積みした。本社共通費用に関しては間接費用やシステム開発投資、DX関連投資、賃上げによる人件費の増加などが含まれる。2025年3月期の会社計画を達成できれば、2026年3月期の目標値についても達成する蓋然性が高まるものと思われる。なお、長期ビジョンとして2030年度の目指す姿として売上高4,000億円、営業利益300億円、継続取引顧客件数500万件を掲げており、2027年3月期以降はオーガニックな成長に加えてM&Aの取り組みについても一段と強化していくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SO>
■今後の見通し
2. 中期経営計画の進捗状況
TOKAIホールディングス<3167>は、2026年3月期を最終年度とした3ヶ年の「中期経営計画2025」を2023年5月に発表した。「事業収益力の成長(収益基盤の拡大+新サービスの展開)」「脱炭素化社会の実現に向けた持続的成長基盤の強化」「成長の源泉となる人財・組織の活力最大化」の3点を重点施策として取り組み、経営数値目標として最終年度となる2026年3月期に売上高2,600億円、営業利益175億円、親会社株主に帰属する当期純利益100億円、継続取引顧客件数357万件を掲げた。初年度となる2024年3月期は既述のとおり、事業セグメントごとに好不調はあったものの、営業利益は目標を5億円程度上回るなど、順調な滑り出しになったと言える。
2025年3月期の会社計画は、中期経営計画で掲げた数値に対して売上高で60億円下方修正したが、各利益については維持した格好だ。利益の増減要因について見ると2024年3月期の実績を反映して、エネルギー事業で増額した一方で、建築設備不動産事業で減額し、また本社共通費用等を上積みした。本社共通費用に関しては間接費用やシステム開発投資、DX関連投資、賃上げによる人件費の増加などが含まれる。2025年3月期の会社計画を達成できれば、2026年3月期の目標値についても達成する蓋然性が高まるものと思われる。なお、長期ビジョンとして2030年度の目指す姿として売上高4,000億円、営業利益300億円、継続取引顧客件数500万件を掲げており、2027年3月期以降はオーガニックな成長に加えてM&Aの取り組みについても一段と強化していくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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