概況からBRICsを知ろう〜中国本土市場は堅調な貿易統計を受けて反発
[14/05/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 53422.37 -1.17%
8日のブラジル市場は5営業日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比630.37ポイント安(-1.17%)の53422.37で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは21、値下がり48、変わらず2と売りが優勢。消費者サービスを除くすべてのセクターが下落し、中でも石油・ガスや公益に売りが集中した。
朝方は底堅い展開を示したが、その後は利益確定売りに押された。連日の上昇を受けた反動から幅広い銘柄に利益確定売りが広がった。景気低迷が続いているにもかかわらず、ボベスパ指数は7日にブルマーケット(強気相場)に突入。買われ過ぎとの指摘が浮上した。なお、この日に発表された3月のCNI設備稼働率(季節調整済み)は前月の81.9%(改定値)から80.9%に低下した。
【ロシア】MICEX指数 1371.42 +0.58%
8日のロシア市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比7.94ポイント高(+0.58%)の1371.42で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは24、値下がり26と売りがやや優勢となった。
中盤に利益確定売りに押されたが、その後は持ち直した。ロシア軍がウクライナ国境から撤退したとのプーチン露大統領の発言が引き続き好感され、朝方は堅調な値動きを示した。また、米国の早期利上げ観測が後退していることや、堅調な中国の貿易統計なども支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 22344.04 +0.09%
8日のインドSENSEX指数は小反発。前半は上値を追う展開もみられたが、後半は前日の終値近辺でもみ合った。前日の下落を受けた反動から通信関連を中心に買い戻しが先行した。また、政権交代に対する楽観的な見方も好材料視された。外部環境では、ウクライナ情勢不安が緩和されていることが支援材料に。また、中国の貿易統計が好調だったことや、米国の早期利上げ懸念が後退していることがサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2015.27 +0.26%
8日の上海総合指数は反発。安寄り後に上昇。値ごろ感が意識されたほか、この日発表された中国の4月貿易統計が堅調な着地となったことで、中国経済の先行き懸念がひとまず緩和された格好。銀行や不動産、石炭といった大型株が買われ、指数の上昇をけん引した。ただ、翌9日から来週にかけて引き続き経済指標の発表が相次ぐこともあり、積極的に買い進むだけの安心感にも欠けたもよう。指数は後場に再び上げ幅を縮める動きとなった。
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8日のブラジル市場は5営業日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比630.37ポイント安(-1.17%)の53422.37で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは21、値下がり48、変わらず2と売りが優勢。消費者サービスを除くすべてのセクターが下落し、中でも石油・ガスや公益に売りが集中した。
朝方は底堅い展開を示したが、その後は利益確定売りに押された。連日の上昇を受けた反動から幅広い銘柄に利益確定売りが広がった。景気低迷が続いているにもかかわらず、ボベスパ指数は7日にブルマーケット(強気相場)に突入。買われ過ぎとの指摘が浮上した。なお、この日に発表された3月のCNI設備稼働率(季節調整済み)は前月の81.9%(改定値)から80.9%に低下した。
【ロシア】MICEX指数 1371.42 +0.58%
8日のロシア市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比7.94ポイント高(+0.58%)の1371.42で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは24、値下がり26と売りがやや優勢となった。
中盤に利益確定売りに押されたが、その後は持ち直した。ロシア軍がウクライナ国境から撤退したとのプーチン露大統領の発言が引き続き好感され、朝方は堅調な値動きを示した。また、米国の早期利上げ観測が後退していることや、堅調な中国の貿易統計なども支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 22344.04 +0.09%
8日のインドSENSEX指数は小反発。前半は上値を追う展開もみられたが、後半は前日の終値近辺でもみ合った。前日の下落を受けた反動から通信関連を中心に買い戻しが先行した。また、政権交代に対する楽観的な見方も好材料視された。外部環境では、ウクライナ情勢不安が緩和されていることが支援材料に。また、中国の貿易統計が好調だったことや、米国の早期利上げ懸念が後退していることがサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2015.27 +0.26%
8日の上海総合指数は反発。安寄り後に上昇。値ごろ感が意識されたほか、この日発表された中国の4月貿易統計が堅調な着地となったことで、中国経済の先行き懸念がひとまず緩和された格好。銀行や不動産、石炭といった大型株が買われ、指数の上昇をけん引した。ただ、翌9日から来週にかけて引き続き経済指標の発表が相次ぐこともあり、積極的に買い進むだけの安心感にも欠けたもよう。指数は後場に再び上げ幅を縮める動きとなった。
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