1日の中国本土市場概況:3日ぶり急反発、資金流入期待が高まる
[15/06/01]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
週明け1日の本土マーケットは大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比216.99ポイント(4.71%)高の4828.74ポイントと3日ぶり反発した。上海A株指数は227.06ポイント(4.70%)高の5056.19ポイント。外貨建てB株相場も急伸。上海B株指数が27.32ポイント(5.52%)高の521.89ポイント、深センB株指数は48.00ポイント(3.11%)高の1590.18ポイントで引けた。
資金流入の期待が強まる。本土A株のFTSEエマージング・インデックス採用に関し、株価指数を算出する英FTSEグループの幹部が、「A株採用の審査は、年一回に限らず、弾力的検討する」と発言したことが刺激材料となった。これより先、英FTSEグループは5月26日、中国本土A株を2つの「過渡的指数」に組み入れる方針を明らかにしている。また、取引前に公表された5月の製造業PMI(中国国家統計局などが集計)は50.2となり、予想(50.3)に届かなかったものの、逆に当局が一段の景気テコ入れに動くとの思惑につながった。
幅広い銘柄に買いが入り、上海総合の構成銘柄は9割超が上昇した。なかでも発電などの公益株が急騰し、大唐国際発電(601991/SH)や華能国際電力(600011/SH)、浙江浙能電力(600023/SH)、上海電力(600021/SH)などが軒並みストップ高した。薬品株も軒並み急伸。中国で6月1日から、医薬品893種の価格統制が撤廃されることを材料視した。金融株や不動産株、エネルギー株、インフラ関連株などの上げも目立っている。
ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は前営業日比4.97%高の3718.75ポイントに上昇し、指数算出以来の高値を3日ぶりに更新した。
【亜州IR】
<ZN>
資金流入の期待が強まる。本土A株のFTSEエマージング・インデックス採用に関し、株価指数を算出する英FTSEグループの幹部が、「A株採用の審査は、年一回に限らず、弾力的検討する」と発言したことが刺激材料となった。これより先、英FTSEグループは5月26日、中国本土A株を2つの「過渡的指数」に組み入れる方針を明らかにしている。また、取引前に公表された5月の製造業PMI(中国国家統計局などが集計)は50.2となり、予想(50.3)に届かなかったものの、逆に当局が一段の景気テコ入れに動くとの思惑につながった。
幅広い銘柄に買いが入り、上海総合の構成銘柄は9割超が上昇した。なかでも発電などの公益株が急騰し、大唐国際発電(601991/SH)や華能国際電力(600011/SH)、浙江浙能電力(600023/SH)、上海電力(600021/SH)などが軒並みストップ高した。薬品株も軒並み急伸。中国で6月1日から、医薬品893種の価格統制が撤廃されることを材料視した。金融株や不動産株、エネルギー株、インフラ関連株などの上げも目立っている。
ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は前営業日比4.97%高の3718.75ポイントに上昇し、指数算出以来の高値を3日ぶりに更新した。
【亜州IR】
<ZN>