3日の中国本土市場概況:上海総合はほぼ横ばい、5000ポイントを目前に足踏み
[15/06/03]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
3日の中国本土マーケットは小動き。主要指標の上海総合指数は、前日比0.55ポイント(0.01%)安の4909.98ポイントと小幅ながら3日ぶりに反落した。上海A株指数は0.44ポイント(0.01%)安の5141.18ポイント。外貨建てB株相場も下落。上海B株指数が3.49ポイント(0.65%)安の532.61ポイント、深センB株指数は5.44ポイント(0.34%)安の1601.81ポイントで引けた。
前日の終値を挟み一進一退の展開。上海総合指数は節目の5000ポイントを目前に、上値の重い流れだった。もっとも、売り込む動きはみられない。資金流入の期待が相場を下支えする。証券取引口座の新規開設数が先週(5月25-29日)に443万5300口座を記録し、前週比で68.6%増加したためだ。なかでも、A株取引口座は442万7960口座の増加となり、週間ベースの過去最高記録を更新している。
業種別では、このところ上げが目立っていた発電や電力設備の銘柄が安い。浙江浙能電力(600023/SH)が6.6%、上海電気集団(601727/SH)が4.1%ずつ値を下げた。運輸関連株やエネルギー株などもさえない。
半面、インフラ関連のゼネコン株は高い。中国中鉄(601390/SH)が8.7%、中国鉄建(601186/SH)が6.7%、中国交通建設(601800/SH)が3.9%ずつ値を上げた。ITハイテク関連株や消費関連株、自動車株、不動産株なども物色されている。
また、ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は前日比2.07%高の3982.25ポイントに上昇し、指数算出以来の高値を連日で更新した。
【亜州IR】
<ZN>
前日の終値を挟み一進一退の展開。上海総合指数は節目の5000ポイントを目前に、上値の重い流れだった。もっとも、売り込む動きはみられない。資金流入の期待が相場を下支えする。証券取引口座の新規開設数が先週(5月25-29日)に443万5300口座を記録し、前週比で68.6%増加したためだ。なかでも、A株取引口座は442万7960口座の増加となり、週間ベースの過去最高記録を更新している。
業種別では、このところ上げが目立っていた発電や電力設備の銘柄が安い。浙江浙能電力(600023/SH)が6.6%、上海電気集団(601727/SH)が4.1%ずつ値を下げた。運輸関連株やエネルギー株などもさえない。
半面、インフラ関連のゼネコン株は高い。中国中鉄(601390/SH)が8.7%、中国鉄建(601186/SH)が6.7%、中国交通建設(601800/SH)が3.9%ずつ値を上げた。ITハイテク関連株や消費関連株、自動車株、不動産株なども物色されている。
また、ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は前日比2.07%高の3982.25ポイントに上昇し、指数算出以来の高値を連日で更新した。
【亜州IR】
<ZN>