概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は3日続落、前日の米株安に加え、アジアの主要な株式市場がさえない展開
[16/01/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 37937.27 -1.64%
18日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比631.85ポイント安(-1.64%)の37937.27で取引を終えた。38633.09から一時37937.27まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは10、値下がりは46となった。ボベスパ指数はこの日、2009年3月以来の安値を更新した。
ウエートの高い資源セクターが指数の下げを主導した。原油価格の先安感が強まっていることが売り手掛かりとなった。石油ガス大手ペトロブラス(PETR3)は7.2%下落。また、景気後退が当面続くとの見通しも圧迫材料となった。ほかに、米株など世界の主要な株式市場がさえない展開を示したことも売り手掛かり。一方、中国当局が元安対策を講じるとの期待から鉄鋼メーカーのウジミナスなどに買いが集中した。
【ロシア】MICEX指数 1622.43 +0.88%
18日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMICEX指数は、前日比14.07ポイント高(+0.88%)の1622.43で取引を終了した。1583.04から一時1631.42まで上昇した。
ブレント原油先物の上昇がウエートの高い資源セクターの物色手掛かり。米政府がイランに対して新たな制裁を発動したことが原油価格を押し上げたもようだ。また、中国の不動産市場の改善などもMICEX指数の上昇に寄与した。一方、通貨ルーブルが米ドルに対して過去最安値を更新したことが指数の上値を抑えた。また、中国の主要な経済指標が翌19日に控えるため、慎重ムードも強い。
【インド】SENSEX指数 24188.37 -1.09%
18日のインドSENSEX指数は3日続落。前営業日比266.67ポイント安(-1.09%)の24188.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同86.80ポイント安(-1.17%)の7351.00で取引を終えた。
前日の終値でもみ合った後は終盤に下げ幅を拡大させた。前日の米株安に加え、この日のアジアの主要な株式市場がさえない展開を示していたことを受け、リスク回避の動きが継続。また、外国人投資家(FII)の売り越しが継続していることや、新興国通貨の先安懸念なども引き続き圧迫材料となった。FIIは前営業日15日までに10日連続の売り越しとなった。ほかに、中国の主要な経済指標が翌19日に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。
【中国本土】上海総合指数 2913.84 +0.44%
18日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は前営業日比12.87ポイント高(+0.44%)の2913.84ポイントと反発した。
業種別では、不動産株の上げが目立つ。大手の金地集団(600383/SH)が2.8%高で引けた。主要70都市の12月新築住宅相場で、値上がり都市数が前月の33から39に増加したことが好感されている。国有企業改革に絡む銘柄も買われた。中糧集団公司(コフコ)傘下銘柄の中粮生化(000930/SZ)がストップ高し、中糧屯河(600737/SH)が8.8%高、中糧地産(000031/SZ)が8.4%高と値を上げた。
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18日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比631.85ポイント安(-1.64%)の37937.27で取引を終えた。38633.09から一時37937.27まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは10、値下がりは46となった。ボベスパ指数はこの日、2009年3月以来の安値を更新した。
ウエートの高い資源セクターが指数の下げを主導した。原油価格の先安感が強まっていることが売り手掛かりとなった。石油ガス大手ペトロブラス(PETR3)は7.2%下落。また、景気後退が当面続くとの見通しも圧迫材料となった。ほかに、米株など世界の主要な株式市場がさえない展開を示したことも売り手掛かり。一方、中国当局が元安対策を講じるとの期待から鉄鋼メーカーのウジミナスなどに買いが集中した。
【ロシア】MICEX指数 1622.43 +0.88%
18日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMICEX指数は、前日比14.07ポイント高(+0.88%)の1622.43で取引を終了した。1583.04から一時1631.42まで上昇した。
ブレント原油先物の上昇がウエートの高い資源セクターの物色手掛かり。米政府がイランに対して新たな制裁を発動したことが原油価格を押し上げたもようだ。また、中国の不動産市場の改善などもMICEX指数の上昇に寄与した。一方、通貨ルーブルが米ドルに対して過去最安値を更新したことが指数の上値を抑えた。また、中国の主要な経済指標が翌19日に控えるため、慎重ムードも強い。
【インド】SENSEX指数 24188.37 -1.09%
18日のインドSENSEX指数は3日続落。前営業日比266.67ポイント安(-1.09%)の24188.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同86.80ポイント安(-1.17%)の7351.00で取引を終えた。
前日の終値でもみ合った後は終盤に下げ幅を拡大させた。前日の米株安に加え、この日のアジアの主要な株式市場がさえない展開を示していたことを受け、リスク回避の動きが継続。また、外国人投資家(FII)の売り越しが継続していることや、新興国通貨の先安懸念なども引き続き圧迫材料となった。FIIは前営業日15日までに10日連続の売り越しとなった。ほかに、中国の主要な経済指標が翌19日に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。
【中国本土】上海総合指数 2913.84 +0.44%
18日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は前営業日比12.87ポイント高(+0.44%)の2913.84ポイントと反発した。
業種別では、不動産株の上げが目立つ。大手の金地集団(600383/SH)が2.8%高で引けた。主要70都市の12月新築住宅相場で、値上がり都市数が前月の33から39に増加したことが好感されている。国有企業改革に絡む銘柄も買われた。中糧集団公司(コフコ)傘下銘柄の中粮生化(000930/SZ)がストップ高し、中糧屯河(600737/SH)が8.8%高、中糧地産(000031/SZ)が8.4%高と値を上げた。
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