概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は上昇、原油など商品価格の上昇が支援材料となる
[17/06/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 61675.46 -0.82%
27日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比512.62ポイント安(-0.82%)の61675.46で取引を終えた。62424.16まで上昇した後、一時61580.43まで下落した。
朝方はプラス圏に回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。テメル大統領が起訴されたことが引き続き嫌気され、構造改革の遅れ懸念が再び高まった。ブラジル連邦検察庁は26日、畜産大手JBSから賄賂を受け取った疑いでテメル大統領を起訴した。一方、原油など商品価格の上昇が資源セクターをサポートした。
【ロシア】MICEX指数 1878.94 +1.00%
27日のロシア株式市場は上昇。主要指標のMICEX指数は前日比18.55ポイント高(+1.00%)の1878.94で取引を終了した。1884.41から1849.42まで下落した。
売りが先行した後は買い戻され、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。原油など商品価格の上昇が支援材料となり、資源セクターを中心に買いが広がった。また、最近の下落で値ごろ感も引き続き強い。
【インド】SENSEX指数 30958.25 -0.58%
27日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比179.96ポイント安(-0.58%)の30958.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.55ポイント安(-0.66%)の9511.40で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまでマイナス圏でもみ合った。SENSEX指数はこの日、約一カ月ぶりの安値を更新した。銀行セクターの下落が指数を圧迫。インド準備銀行(中央銀行)が貸倒引当金を引き上げるとの報告が嫌気されたもようだ。また、欧州市場が売りで先行したこともインド株の売り圧力を強めた。
【中国本土】上海総合指数 3191.20 +0.18%
27日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.75ポイント高(+0.18%)の3191.20ポイントと3日続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を連日で切り上げている。
中国景気の動向が楽観される。李克強首相は27日、大連市で開幕した夏季ダボス会議の冒頭で「中国経済は第2四半期も引き続き回復の勢いが増している」と指摘。この発言内容などが買い安心感を誘った。指数は前日の上げが大きかっただけに、戻り待ちの売り圧力が意識され小安く推移していたが、終盤に入りプラスに転じている。
<NH>
27日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比512.62ポイント安(-0.82%)の61675.46で取引を終えた。62424.16まで上昇した後、一時61580.43まで下落した。
朝方はプラス圏に回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。テメル大統領が起訴されたことが引き続き嫌気され、構造改革の遅れ懸念が再び高まった。ブラジル連邦検察庁は26日、畜産大手JBSから賄賂を受け取った疑いでテメル大統領を起訴した。一方、原油など商品価格の上昇が資源セクターをサポートした。
【ロシア】MICEX指数 1878.94 +1.00%
27日のロシア株式市場は上昇。主要指標のMICEX指数は前日比18.55ポイント高(+1.00%)の1878.94で取引を終了した。1884.41から1849.42まで下落した。
売りが先行した後は買い戻され、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。原油など商品価格の上昇が支援材料となり、資源セクターを中心に買いが広がった。また、最近の下落で値ごろ感も引き続き強い。
【インド】SENSEX指数 30958.25 -0.58%
27日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比179.96ポイント安(-0.58%)の30958.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.55ポイント安(-0.66%)の9511.40で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまでマイナス圏でもみ合った。SENSEX指数はこの日、約一カ月ぶりの安値を更新した。銀行セクターの下落が指数を圧迫。インド準備銀行(中央銀行)が貸倒引当金を引き上げるとの報告が嫌気されたもようだ。また、欧州市場が売りで先行したこともインド株の売り圧力を強めた。
【中国本土】上海総合指数 3191.20 +0.18%
27日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.75ポイント高(+0.18%)の3191.20ポイントと3日続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を連日で切り上げている。
中国景気の動向が楽観される。李克強首相は27日、大連市で開幕した夏季ダボス会議の冒頭で「中国経済は第2四半期も引き続き回復の勢いが増している」と指摘。この発言内容などが買い安心感を誘った。指数は前日の上げが大きかっただけに、戻り待ちの売り圧力が意識され小安く推移していたが、終盤に入りプラスに転じている。
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