概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は4日ぶりに反発、海外株の上昇など外部環境の改善が好感
[17/08/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 68284.66 +1.37%
14日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比926.07ポイント高(+1.37%)の68284.66で取引を終えた。68641.98まで上昇した後、一時67226.30まで下落した。
小動きで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、その後は高値圏でもみ合った。北朝鮮と米国の軍事衝突に対する警戒感がやや薄らいだことが支援材料。また、海外株の上昇も買い安心感を与えた。国内では、構造改革の前進に対する期待が高まっていることなどが引き続き好感された。
【ロシア】MICEX指数 1951.75 +0.36%
14日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比6.92ポイント高(+0.36%)の1951.75で取引を終了した。1960.38から1946.67まで下落した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。北朝鮮巡る緊迫情勢がやや後退していることや、海外株の上昇など外部環境の改善が好感された。また、連日の下落で値ごろ感も強い。一方、弱い中国の経済指標や原油価格の下落が足かせになった。
【インド】SENSEX指数 31449.03 +0.75%
14日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反発。前日比235.44ポイント高(+0.75%)の31449.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同83.35ポイント高(+0.86%)の9794.15で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、その後も高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、成長ペースがこれから徐々に加速するとの観測も引き続き好感された。ほかに、欧州市場が上昇したことがインド株のサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3237.36 +0.90%
週明け14日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比28.82ポイント高(+0.90%)の3237.36ポイントと4日ぶりに反発した。
政府系資金の流入が追い風。「国家隊」と呼ばれる政府系の機関が今年第2四半期(4〜6月)にかけて、深セン証券取引所のベンチャー企業向け市場「創業板」に大口の資金を投入していたことが分かった。創業板指数が3.0%高と急伸し、中小型株を好むとされる個人投資家のセンチメントが上向いている。短期金利の低下もポジティブ。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は3日続けて下落し、約1週間ぶりの低い水準に落ち着いた。取引時間中に公表された今年7月の各種経済統計は、総じて予想を下回ったものの、嫌気する売りは限定的となっている。
<NH>
14日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比926.07ポイント高(+1.37%)の68284.66で取引を終えた。68641.98まで上昇した後、一時67226.30まで下落した。
小動きで寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、その後は高値圏でもみ合った。北朝鮮と米国の軍事衝突に対する警戒感がやや薄らいだことが支援材料。また、海外株の上昇も買い安心感を与えた。国内では、構造改革の前進に対する期待が高まっていることなどが引き続き好感された。
【ロシア】MICEX指数 1951.75 +0.36%
14日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比6.92ポイント高(+0.36%)の1951.75で取引を終了した。1960.38から1946.67まで下落した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。北朝鮮巡る緊迫情勢がやや後退していることや、海外株の上昇など外部環境の改善が好感された。また、連日の下落で値ごろ感も強い。一方、弱い中国の経済指標や原油価格の下落が足かせになった。
【インド】SENSEX指数 31449.03 +0.75%
14日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反発。前日比235.44ポイント高(+0.75%)の31449.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同83.35ポイント高(+0.86%)の9794.15で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、その後も高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、成長ペースがこれから徐々に加速するとの観測も引き続き好感された。ほかに、欧州市場が上昇したことがインド株のサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3237.36 +0.90%
週明け14日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比28.82ポイント高(+0.90%)の3237.36ポイントと4日ぶりに反発した。
政府系資金の流入が追い風。「国家隊」と呼ばれる政府系の機関が今年第2四半期(4〜6月)にかけて、深セン証券取引所のベンチャー企業向け市場「創業板」に大口の資金を投入していたことが分かった。創業板指数が3.0%高と急伸し、中小型株を好むとされる個人投資家のセンチメントが上向いている。短期金利の低下もポジティブ。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は3日続けて下落し、約1週間ぶりの低い水準に落ち着いた。取引時間中に公表された今年7月の各種経済統計は、総じて予想を下回ったものの、嫌気する売りは限定的となっている。
<NH>