厚生労働省初 インターネット動画を通じた社会啓発活動障害者雇用底上げをテーマとする「ATARIMAE プロジェクト」開始
[08/10/16]
提供元:PRTIMES
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厚生労働省初 インターネット動画を通じた社会啓発活動
障害者雇用底上げをテーマとする「ATARIMAE プロジェクト」開始
10月16日公式障害者就労支援ポータルサイト「ATARIMAE.jp」オープン
厚生労働省は障害者雇用の底上げのため、働く障害者支援事業「ATARIMAE プロジェクト」を展開しております。本プロジェクトは、障害者が社会で働く為に必要な情報を、企業、障害者、福祉・教育関係者に提供するほか、一般国民に向けて広く本プロジェクトに関心を持つきっかけとなるよう、主としてインターネットを中心とした広報活動を展開いたします。
公式サイト「ATARIMAE.jp」のキーコンテンツは「ATARIMAEクロストーク はたらくちから。」。 このコンテンツでは「障害者があたりまえに働けるニッポンへ」という本プロジェクトの趣旨に賛同する松浦亜弥さんやルー大柴さんなど多くのタレント・著名人が、働く障害者へインタビューをし、障害者の職場で気付く「障害者雇用企業の職場に存在する、あたりまえの優しさ、仕事への誇り」などを動画と記事で伝え、障害者が働く事について考え、肯定的な意識を醸成するきっかけを提供してまいります。更に、近年増加傾向にあり社会問題にまで発展しているうつ病も本プロジェクトが定義する障害の1つと捉え、うつ病を漫画で分かり易く伝えるコンテンツ「ほっこりウツリーマンがゆく」を展開致します。自身もうつ病の患者である漫画家・エッセイストの藤臣柊子氏を迎え、30代男性社員が休職し、行政サービスを受けながら社会復帰するストーリーを漫画仕立てで描きます。うつ病患者の社会への復帰の意欲を喚起する一方で雇用・就労支援に役立つ情報を提供してまいります。企業向けには、障害者雇用の現場で雇用支援を続けている専門家による相談機能を展開し、企業からの相談をメールと対面の2種類の方法で受付け、雇用の促進に向けて活動してまいります。一方、障害者向けには、働くため・働き続けるために有効な行政サービス等の情報を分かり易く提供し、就労の促進を狙います。本プロジェクトは障害者関係者・支援者のみにとどまらず、全国民に対しても情報を提供するこれまでにない事業となります。
■プロジェクト展開に至る背景〜法定雇用率を下回る障害者雇用環境〜
2007年厚生労働省発表の民間企業における障害者実雇用率は1.55%※1と増加傾向にはあるものの、国が定める法定雇用率の1.8%を下回る状態であり、大企業を中心に、雇用率を達成する企業は増加しているものの、民間企業全体としては、依然として半数以上の企業が未達成の状態にあります。加えて、働ける年齢の障害者のうち、実際に雇用されている人口はおよそ7人に1人で、大変低い割合であり※2、障害者の社会進出が困難な局面にあることが伺えます。さらには特別支援学校、福祉施設等から一般企業への就職の機会が乏しく、特に福祉施設の利用者のうち一般雇用へ移行する割合は年間約1.3%※3と非常に低い割合で推移しています。このような雇用率、就労人口、就労支援に関する課題と、その背景にある障害者とその就労環境に対する関心や意識が低いといった課題があります。
上記のような障害者の就労環境を取り巻く各課題を解決すると同時に、今後の就労状況を大きく進展させるため、「障害者があたりまえに働けるニッポンへ」という理念の下、障害者雇用支援プロジェクト「ATARIMAE プロジェクト」がこの度始動する運びとなりました。
※1 平成19年11月 厚生労働省報道発表資料
※2 平成13年 厚生労働省身体障害児・者調査 平成12年 同社会福祉施設等調査
平成17年 同知的障害児・者基礎調査より作成
※3 平成15年 厚生労働省 社会福祉施設等調査
■インターネット動画を中心とした広報を実施
本プロジェクトは広く一般国民の障害者雇用に対する意識改革を目的とし、インターネットの動画サイトを活用した広報活動を展開して参ります。映像編集と、映像撮影(一部)に有名ミュージシャンのミュージックビデオ製作実績のある映像作家丹下紘希氏を起用し、障害者雇用に対して意識の希薄な若年層をターゲットとしプロモーションを実施いたします。また、インターネットというバーチャルな活動のみならず、リアルな活動として、一般参加型のイベントの開催を12月の障害者週間に予定しております。インターネットを通じた「障害者があたりまえに働けるニッポンへ」という意識の醸成と共に、実際のふれあいを通して理解を促進し、障害者雇用に対する関心・理解度のレベルの底上げを図る活動を展開して参ります。
■障害者就労支援ネットワークの基盤となる総合ポータルサイト「ATARIMAE.jp」
公式ウェブサイト「ATARIMAE.jp」は本プロジェクトの共通のプラットフォームとして10月16日にオープンし、各ステークホルダーに対して障害者雇用に対する関心、理解のレベルを引き上げるコンテンツを段階的に提供して参ります。各コンテンツに関して、他就労、雇用支援サイトとの相互リンクによるネットワーク形成や、障害者就労を取り巻く膨大な既存情報を一元提供する機能を果たすと同時に、ウェブ上のコミュニケーションツール(SNS)を通じた支援者同士の相互コミュニケーションの役割を果たす事で、「ATARIMAE.jp」は障害者就労支援ネットワークの基盤となる総合ポータルサイトを目指して参ります。
10月16日に迎える公式ウェブサイトのオープンに合わせて、第一弾コンテンツとしてタレントのダンディ坂野さんが出演する「ATARIMAEクロストーク はたらくちから。」を始め、「メールマガジン」「ATARIMAEサポーター」「ほっこり ウツリーマンがゆく」「こちら障害者雇用相談所」「働きたい障害者の皆さんへ」がオープン致します。「ATARIMAEクロストーク はたらくちから。」には、今後、松浦亜弥さん、ルー大柴さん等様々な著名人の方が登場する予定です。
≪サイトTOPページ画面≫ URL:http://www.atarimae.jp
■アートディレクター丹下紘希氏によるロゴデザイン
若者層を含めた幅広い世代に渡るステークホルダーへのプロジェクトの認知と理解を図るため、デザイン監修にアートディレクターの丹下紘希氏を迎え、ロゴデザインを含めたデザインコーディネートを手がけて頂きました。
【丹下紘希のロゴに対する想い】
"それだけでは完成しないもの"
それは、助け合い、人の優しさにも触れるチャンスがあるということです。
また、他人の個性を認めるチャンスがあるということです。
誰かと共に完成させていくということはそんな魅力に満ちあふれている事ではないでしょうか。
そんな想いでこのロゴをデザインいたしました。
丹下紘希
「ATARIMAEプロジェクト」は今後もウェブサイトのコンテンツを拡充しながら各ステークホルダーに対して障害者雇用の理解と重要性を訴えるメッセージを発信して参ります。
<本件の取材・掲載に関するお問い合わせ先>
「ATARIMAE プロジェクト」 PR事務局
担当:樋口・坂元
TEL: 03-5572-6064 FAX:03-5572-6065
障害者雇用底上げをテーマとする「ATARIMAE プロジェクト」開始
10月16日公式障害者就労支援ポータルサイト「ATARIMAE.jp」オープン
厚生労働省は障害者雇用の底上げのため、働く障害者支援事業「ATARIMAE プロジェクト」を展開しております。本プロジェクトは、障害者が社会で働く為に必要な情報を、企業、障害者、福祉・教育関係者に提供するほか、一般国民に向けて広く本プロジェクトに関心を持つきっかけとなるよう、主としてインターネットを中心とした広報活動を展開いたします。
公式サイト「ATARIMAE.jp」のキーコンテンツは「ATARIMAEクロストーク はたらくちから。」。 このコンテンツでは「障害者があたりまえに働けるニッポンへ」という本プロジェクトの趣旨に賛同する松浦亜弥さんやルー大柴さんなど多くのタレント・著名人が、働く障害者へインタビューをし、障害者の職場で気付く「障害者雇用企業の職場に存在する、あたりまえの優しさ、仕事への誇り」などを動画と記事で伝え、障害者が働く事について考え、肯定的な意識を醸成するきっかけを提供してまいります。更に、近年増加傾向にあり社会問題にまで発展しているうつ病も本プロジェクトが定義する障害の1つと捉え、うつ病を漫画で分かり易く伝えるコンテンツ「ほっこりウツリーマンがゆく」を展開致します。自身もうつ病の患者である漫画家・エッセイストの藤臣柊子氏を迎え、30代男性社員が休職し、行政サービスを受けながら社会復帰するストーリーを漫画仕立てで描きます。うつ病患者の社会への復帰の意欲を喚起する一方で雇用・就労支援に役立つ情報を提供してまいります。企業向けには、障害者雇用の現場で雇用支援を続けている専門家による相談機能を展開し、企業からの相談をメールと対面の2種類の方法で受付け、雇用の促進に向けて活動してまいります。一方、障害者向けには、働くため・働き続けるために有効な行政サービス等の情報を分かり易く提供し、就労の促進を狙います。本プロジェクトは障害者関係者・支援者のみにとどまらず、全国民に対しても情報を提供するこれまでにない事業となります。
■プロジェクト展開に至る背景〜法定雇用率を下回る障害者雇用環境〜
2007年厚生労働省発表の民間企業における障害者実雇用率は1.55%※1と増加傾向にはあるものの、国が定める法定雇用率の1.8%を下回る状態であり、大企業を中心に、雇用率を達成する企業は増加しているものの、民間企業全体としては、依然として半数以上の企業が未達成の状態にあります。加えて、働ける年齢の障害者のうち、実際に雇用されている人口はおよそ7人に1人で、大変低い割合であり※2、障害者の社会進出が困難な局面にあることが伺えます。さらには特別支援学校、福祉施設等から一般企業への就職の機会が乏しく、特に福祉施設の利用者のうち一般雇用へ移行する割合は年間約1.3%※3と非常に低い割合で推移しています。このような雇用率、就労人口、就労支援に関する課題と、その背景にある障害者とその就労環境に対する関心や意識が低いといった課題があります。
上記のような障害者の就労環境を取り巻く各課題を解決すると同時に、今後の就労状況を大きく進展させるため、「障害者があたりまえに働けるニッポンへ」という理念の下、障害者雇用支援プロジェクト「ATARIMAE プロジェクト」がこの度始動する運びとなりました。
※1 平成19年11月 厚生労働省報道発表資料
※2 平成13年 厚生労働省身体障害児・者調査 平成12年 同社会福祉施設等調査
平成17年 同知的障害児・者基礎調査より作成
※3 平成15年 厚生労働省 社会福祉施設等調査
■インターネット動画を中心とした広報を実施
本プロジェクトは広く一般国民の障害者雇用に対する意識改革を目的とし、インターネットの動画サイトを活用した広報活動を展開して参ります。映像編集と、映像撮影(一部)に有名ミュージシャンのミュージックビデオ製作実績のある映像作家丹下紘希氏を起用し、障害者雇用に対して意識の希薄な若年層をターゲットとしプロモーションを実施いたします。また、インターネットというバーチャルな活動のみならず、リアルな活動として、一般参加型のイベントの開催を12月の障害者週間に予定しております。インターネットを通じた「障害者があたりまえに働けるニッポンへ」という意識の醸成と共に、実際のふれあいを通して理解を促進し、障害者雇用に対する関心・理解度のレベルの底上げを図る活動を展開して参ります。
■障害者就労支援ネットワークの基盤となる総合ポータルサイト「ATARIMAE.jp」
公式ウェブサイト「ATARIMAE.jp」は本プロジェクトの共通のプラットフォームとして10月16日にオープンし、各ステークホルダーに対して障害者雇用に対する関心、理解のレベルを引き上げるコンテンツを段階的に提供して参ります。各コンテンツに関して、他就労、雇用支援サイトとの相互リンクによるネットワーク形成や、障害者就労を取り巻く膨大な既存情報を一元提供する機能を果たすと同時に、ウェブ上のコミュニケーションツール(SNS)を通じた支援者同士の相互コミュニケーションの役割を果たす事で、「ATARIMAE.jp」は障害者就労支援ネットワークの基盤となる総合ポータルサイトを目指して参ります。
10月16日に迎える公式ウェブサイトのオープンに合わせて、第一弾コンテンツとしてタレントのダンディ坂野さんが出演する「ATARIMAEクロストーク はたらくちから。」を始め、「メールマガジン」「ATARIMAEサポーター」「ほっこり ウツリーマンがゆく」「こちら障害者雇用相談所」「働きたい障害者の皆さんへ」がオープン致します。「ATARIMAEクロストーク はたらくちから。」には、今後、松浦亜弥さん、ルー大柴さん等様々な著名人の方が登場する予定です。
≪サイトTOPページ画面≫ URL:http://www.atarimae.jp
■アートディレクター丹下紘希氏によるロゴデザイン
若者層を含めた幅広い世代に渡るステークホルダーへのプロジェクトの認知と理解を図るため、デザイン監修にアートディレクターの丹下紘希氏を迎え、ロゴデザインを含めたデザインコーディネートを手がけて頂きました。
【丹下紘希のロゴに対する想い】
"それだけでは完成しないもの"
それは、助け合い、人の優しさにも触れるチャンスがあるということです。
また、他人の個性を認めるチャンスがあるということです。
誰かと共に完成させていくということはそんな魅力に満ちあふれている事ではないでしょうか。
そんな想いでこのロゴをデザインいたしました。
丹下紘希
「ATARIMAEプロジェクト」は今後もウェブサイトのコンテンツを拡充しながら各ステークホルダーに対して障害者雇用の理解と重要性を訴えるメッセージを発信して参ります。
<本件の取材・掲載に関するお問い合わせ先>
「ATARIMAE プロジェクト」 PR事務局
担当:樋口・坂元
TEL: 03-5572-6064 FAX:03-5572-6065