SEOアクセス解析ツール
で、自サイトの状況が把握できたら、次は実際にSEO対策を行っていましょう。
SEOTOOLSリファレンスでは、SEO対策を行う上で欠かすことの出来ない用語を解説すると共に、具体的な手順やポイントなどをご紹介致します。
テキスト広告とは?
テキスト広告とは、文字にリンクさせた広告の事を指します。
画像バナー広告と比較される場合が多く、その利点は以下のようなものです。
- 文字だけで表現するため、要点が伝わりやすい。
- 過剰な演出の多いバナー広告に比べ、スパムイメージが少ない。
- リンクボタンである事を認識されやすい。
- 掲載ページのスペースを取らない。
- あらゆるデザインのページに馴染む。
- リンク形式によっては、SEO効果がある。
テキスト広告は、画像バナー広告に比べ、目立たないイメージがありますが、ページ内の本文に自然に馴染むため、広告的な"押し付け"イメージが無く、クリックされやすいという統計があります。
いまやテキスト広告の代表的存在、GoogleAdwords広告。
(Google検索結果画面)
一般的なテキスト広告。
[PR]マークが付く事が多い。
(価格.com)
テキスト広告はSEO対策に効果的なのか?
テキスト広告サービスは、大きく分けると、『ページビューの多い特定ページへの掲載』と、『数万~数百万ページへの一括掲載』の二種に分かれます。いずれにせよ、その広告リンクが被リンクとしてGoogle,Yahoo!にカウントされるのであれば、ページランク・被リンク数の向上により大きなSEO効果 が見込めます。
ですが、実際にはテキスト広告が被リンク扱いされるケースはほどんどありません。
なぜでしょうか?
そもそも、Google,Yahoo!に認識される良質な被リンクとは、どういった被リンクなのか。
以下の(1)(2)(3)を満たす必要があります。
(1) 直リンク
(2) htmlタグ<a href="">~</a>によるリンク
(3) Google,Yahoo!にインデックスされているページからのリンク
実は、多くのテキスト広告サービスは、広告主サイトに直リンクをせず、クリック数計測などの目的で別ファイルを経由してリンクしています。そのため、たとえ100万ページにテキスト広告を貼っていても広告主に被リンクは一切提供されないのです。結果、単純にアクセスを得るためだけのリンク広告に過ぎず、SEO対策としてのメリットはありません。
一般的なテキスト広告は、直リンクではありません。
(excite.co.jpサイト内のテキスト広告)
ただ、直リンクのテキスト広告サービスは少数ですが存在します。
テキスト広告が直リンクどうかの判別は、テキスト広告にマウスカーソルを載せ、「ブラウザ下部に表示されるリンク先URL」と「実際のクリック後の飛び先URL」が同じかどうかの確認で行う事ができます。
数万件のテキスト広告が被リンクとしてカウントされた場合、安定した良質な被リンクを大量に得られる事になり、強力なSEO対策になります。
※現在、Googleは、直リンクのテキスト広告の利用を推奨しない声明を発表しています。