関東5県におけるHIVに関する意識調査 HIV検査を受けたことがある、全体23.3%
[08/12/01]
提供元:PRTIMES
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〜関東5県におけるHIVに関する意識調査〜
HIV検査を受けたことがある、全体23.3%
年代別では20代11.9%、県別では神奈川県15.4%が最低レベル
社団法人神奈川県臨床衛生検査技師会(神奈川県横浜市、会長 米坂知昭)は、本日12月1日に世界エイズデーを迎えるにあたり、関東5県の男女520名を対象にインターネットによる「HIVに関する意識調査」を実施致しました。
■依然として低いHIVに対する意識
厚生労働省の調査によると、現在のHIV感染者は爆発的な増加傾向にあります。HIV感染者は20代から30代が全体の約6割を占めており、85年の統計データ開始以降の累計感染者・患者数も2008年9月に15000人を突破しました。若者に対するHIVの啓蒙・検査の必要性は益々高まってきていると言えます。
神奈川県臨床衛生検査技師会がアンケートを実施した結果、HIV検診を受けたことがあるという人は全体として低い数値に留まり、HIVに対する人々の意識は現状とは裏腹に依然として低いことが分かりました。
来年夏にケンサEXPOを主催する神奈川県臨床衛生検査技師会としては、イベントの前に更なる検査へ理解と啓発が必要であるという状況が分かりました。
【アンケート総括】
■HIV検診を受けたことがある、全体の23.3%
全体に対するアンケートの結果、全体の23.3%がHIV検診を受けたことがあると回答しまsi
た。一般の人々にとってHIV検診というものがまだ身近なものではないことが分かります。
■20代の88.1%がHIVを受けたことがない
年代別に見ると最もHIV検診を受けている割合が高いのは30代で29.4%となりました。一方40代では23.4%、20代では11.9%となりました。20代のHIV感染者は全体の約30%を占めているという現実の中、20代のHIVに対する危機意識の低さが浮き彫りとなりました。
■最もHIVへの関心が低いのは神奈川県で15.4%
県別のデータで見ると最もHIV検診を受けている割合が高かったのが、千葉県で30.8%、逆に最も割合が低かったのは神奈川県で15.4%に留まり、同じ関東圏内でも検査率に2倍もの開きがあるという結果が見られました。
≪アンケート調査概要≫
調査対象:関東5県の男女520名
実施時期:11月
調査方法:インターネット
サンプル数:520サンプル
■HIV検診について
・心配があればまず検査相談を
保健福祉事務所(保健所) ・検査センターでは、無料で検査が受けられます。 全国どこの保健所でも匿名で受けられ、プライバシーが守られるよう工夫をしています。結果は本人に直接お会いしてお知らせします。(電話や文書による結果通知や、学校、会社など本人以外にはお知らせしません。)結果の説明に加え、必要に応じて相談・カウンセリングや医療機関・支援団体への紹介等も行います。現在、エイズ医療は進んでいて、検査で早期発見し、治療を続ければ、発病を抑えることができます。
■「ケンサEXPO’09」について
「ケンサEXPO’09」(http://kensa-expo.jp)は、神奈川県臨床衛生検査技師会主催で来年夏に開催予定の日本初の検査に関する展示会です。「検査」をもっと身近に感じて頂くため「ケンサ」と表記し、「より積極的に自発的に健康を管理するための医学検査」という新しい視点を、一般の方に分かりやすく提示します。展示会は一般公開の展示形式で、広く一般の方に、自分や家族等身近な人に対して検査の啓発を訴えるだけでなく、進歩著しい医学検査の今を知り、また実際に体験することができる機会提供の場となります。
■社団法人神奈川県臨床衛生検査技師会について
社団法人神奈川県臨床検査技師会は、公衆衛生の向上と県民の健康保持・増進に寄与することを目的とした団体です。臨床検査に関する技術及び知識の向上を計り、これをもって地域保険事業への協力を行っています。検査技師会員のための有益な研修会等の開催はもちろん、公益法人として県民を対象に健康まつりやSTD撲滅運動を中心とした衛生思想の啓発活動の実施、また各種医療系団体との提携及び受託事業として横浜AIDS活動センター管理運営事業などを展開しています。
■■報道関係者様へのお願い■■
本リリース内容の転載にあたりましては、神奈川県臨床衛生検査技師会調べという表記をお使い頂けますよう、お願い申し上げます。
【本件に関する報道関係者のお問い合わせ先】
第58回日本医学検査学会事務局
〒213-0023横浜市中区山下町75番地 荻野ビル5F(社)神奈川県臨床衛生検査技師会内
TEL :045(479)8897
FAX :045(479)8884
E-mail(代表): jimu@58jamt.jp
HIV検査を受けたことがある、全体23.3%
年代別では20代11.9%、県別では神奈川県15.4%が最低レベル
社団法人神奈川県臨床衛生検査技師会(神奈川県横浜市、会長 米坂知昭)は、本日12月1日に世界エイズデーを迎えるにあたり、関東5県の男女520名を対象にインターネットによる「HIVに関する意識調査」を実施致しました。
■依然として低いHIVに対する意識
厚生労働省の調査によると、現在のHIV感染者は爆発的な増加傾向にあります。HIV感染者は20代から30代が全体の約6割を占めており、85年の統計データ開始以降の累計感染者・患者数も2008年9月に15000人を突破しました。若者に対するHIVの啓蒙・検査の必要性は益々高まってきていると言えます。
神奈川県臨床衛生検査技師会がアンケートを実施した結果、HIV検診を受けたことがあるという人は全体として低い数値に留まり、HIVに対する人々の意識は現状とは裏腹に依然として低いことが分かりました。
来年夏にケンサEXPOを主催する神奈川県臨床衛生検査技師会としては、イベントの前に更なる検査へ理解と啓発が必要であるという状況が分かりました。
【アンケート総括】
■HIV検診を受けたことがある、全体の23.3%
全体に対するアンケートの結果、全体の23.3%がHIV検診を受けたことがあると回答しまsi
た。一般の人々にとってHIV検診というものがまだ身近なものではないことが分かります。
■20代の88.1%がHIVを受けたことがない
年代別に見ると最もHIV検診を受けている割合が高いのは30代で29.4%となりました。一方40代では23.4%、20代では11.9%となりました。20代のHIV感染者は全体の約30%を占めているという現実の中、20代のHIVに対する危機意識の低さが浮き彫りとなりました。
■最もHIVへの関心が低いのは神奈川県で15.4%
県別のデータで見ると最もHIV検診を受けている割合が高かったのが、千葉県で30.8%、逆に最も割合が低かったのは神奈川県で15.4%に留まり、同じ関東圏内でも検査率に2倍もの開きがあるという結果が見られました。
≪アンケート調査概要≫
調査対象:関東5県の男女520名
実施時期:11月
調査方法:インターネット
サンプル数:520サンプル
■HIV検診について
・心配があればまず検査相談を
保健福祉事務所(保健所) ・検査センターでは、無料で検査が受けられます。 全国どこの保健所でも匿名で受けられ、プライバシーが守られるよう工夫をしています。結果は本人に直接お会いしてお知らせします。(電話や文書による結果通知や、学校、会社など本人以外にはお知らせしません。)結果の説明に加え、必要に応じて相談・カウンセリングや医療機関・支援団体への紹介等も行います。現在、エイズ医療は進んでいて、検査で早期発見し、治療を続ければ、発病を抑えることができます。
■「ケンサEXPO’09」について
「ケンサEXPO’09」(http://kensa-expo.jp)は、神奈川県臨床衛生検査技師会主催で来年夏に開催予定の日本初の検査に関する展示会です。「検査」をもっと身近に感じて頂くため「ケンサ」と表記し、「より積極的に自発的に健康を管理するための医学検査」という新しい視点を、一般の方に分かりやすく提示します。展示会は一般公開の展示形式で、広く一般の方に、自分や家族等身近な人に対して検査の啓発を訴えるだけでなく、進歩著しい医学検査の今を知り、また実際に体験することができる機会提供の場となります。
■社団法人神奈川県臨床衛生検査技師会について
社団法人神奈川県臨床検査技師会は、公衆衛生の向上と県民の健康保持・増進に寄与することを目的とした団体です。臨床検査に関する技術及び知識の向上を計り、これをもって地域保険事業への協力を行っています。検査技師会員のための有益な研修会等の開催はもちろん、公益法人として県民を対象に健康まつりやSTD撲滅運動を中心とした衛生思想の啓発活動の実施、また各種医療系団体との提携及び受託事業として横浜AIDS活動センター管理運営事業などを展開しています。
■■報道関係者様へのお願い■■
本リリース内容の転載にあたりましては、神奈川県臨床衛生検査技師会調べという表記をお使い頂けますよう、お願い申し上げます。
【本件に関する報道関係者のお問い合わせ先】
第58回日本医学検査学会事務局
〒213-0023横浜市中区山下町75番地 荻野ビル5F(社)神奈川県臨床衛生検査技師会内
TEL :045(479)8897
FAX :045(479)8884
E-mail(代表): jimu@58jamt.jp