東日本大震災 追悼と復興の花火 LIGHT UP NIPPON 開催
[11/05/24]
提供元:PRTIMES
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LIGHT UP NIPPON 実行委員会は、2011 年8 月11 日に、東日本大震災による津波の被害が特に甚大だった東北の太平洋沿岸の複数箇所にて、「追悼」と「復興」の意味を込めた花火を一斉に打ち上げるイベントを開催いたします。
■開催概要
【開催日時】
2011 年8 月11 日(木)19 時スタート予定(雨天決行、荒天中止)
【開催予定地】(5 月24 日時点)
岩手県: 山田町、大槌町、釜石市、大船渡市三陸町
福島県:相馬市、いわき市
※現在相談中<岩手県>宮古市、陸前高田市
<宮城県>気仙沼市、七ヶ浜町、仙台市
【主催】
LIGHT UP NIPPON 実行委員会
【協力】
公益社団法人 日本青年会議所 東北地区
岩手ブロック協議会・福島ブロック協議会・宮城ブロック協議会
【後援】
観光庁、アメリカ大使館、その他現在調整中
※LIGHT UP NIPPON 実行委員会は、各開催地の地元有志らによって構成される合同の実行委員会です。
※会場数および花火の規模については、協力市町村の数と、集まった協賛金・募金によって決定します。
・公式HP:http://lightupnippon.jp
・Twitter:http://twitter.com/lightupnippon
・Facebook:http://facebook.com/lightupnippon
・YouTube:http://youtube.com/lightupnippon
・Mixi:http://mixi.jp/view_community.pl?id=5636739
・Gree:http://gree.jp/community/2669713
■開催経緯
3 月11 日に東日本を襲った未曾有の地震と津波による被害は甚大なものであり、被災され方々の悲しみや苦しみは計り知れないものです。私たちは、被災された方々がこれまでと同じように、生きること、生き続けることの先に、希望や喜びがあるという当たり前のことを改めて感じる機会をつくりたいと思い、元々、災害や疫病で犠牲になった方々の追悼の意味を込めて、日本各地で行われてきた花火大会を被災地の方々と協同で実施し、少しでも被災地の追悼と復興に貢献したいと考え、本プロジェクトを立ち上げました。
LIGHT UP NIPPON は、その趣旨に賛同する東京都内で働く20〜30 代の有志が集まり、東日本大震災後、次々と花火大会の自粛が決定する中で、被災地、そして日本全体を元気にするために、何かできることはないだろうかという思いから誕生しました。また、本プロジェクトの実施にあたって、花火制作会社、PR 会社、ウェブ制作会社、印刷会社などの企業および個人による々な協力をいただいております。
■開催費用
本プロジェクト開催費用は、企業協賛と公式HP を通じての個人からの募金によって集めます。
○募金について
1口1,000 円から
【募集期間】
2011 年5 月11 日〜7 月31 日
【募金方法】
公式HP(http://lightupnippon.jp) に掲載の応募フォームより申し込みできます。
※募金申し込みの際に、お名前と花火と共に被災地に届けたいメッセージをいただいており、今後公式HP 上に掲載予定。
※現在、ウェブ制作会社の協力のもと、6 月1 日オープンを目指しHP の更新作業を行っています。更新後はクレジット決済・コンビニ決済での募金が可能となります。また募金申し込みの際に、公式HP 上で打ち上げられる花火のデザインを行うことができるスペシャルコンテンツを準備中。
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花火一発の金額の目安(参考)
・3 号玉: 3 口/ 3,000 円 高度約120m で、直径約100m 開く。花火大会におけるスタンダードな花火。
・5 号玉:10 口/10,000 円 高度約200m で、直径約150m 開く。存在感のある中規模の花火。
・10 号玉:50 口/50,000 円 高度約300m で、直径約280m 開く。尺玉と呼ばれるメインの花火。
※実際に打ち上げる花火の数や号数は、集まった協賛金・募金、また会場の環境に応じて、全体で調整させていただきます。また、各会場での花火の規模は詳細決定次第、お知らせいたします。
※実際の花火の金額は、その内容によって異なります。上記記載の金額は、花火師の方の協力で本プロジェクトのために設定した目安の金額となります。
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■協賛について
【募集期間】
2011 年5 月11 日〜7 月31 日
【協賛方法】
下記運営事務局宛までお問い合わせいただければ、担当が説明に伺います。
Email:info@lightupnippon.jp
【備考】
協賛メリットとして公式HP や公式ポスターへの企業名掲載などの協賛メニューをご用意しております。
<開催予定地 現地実行委員の声>
【大槌町】公民館 赤浜分館長 神田 義信さん
今回の花火は、亡くなった方々の霊を慰めることが目的です。
これによって、地域の人たちの気持ちが、またひとつになってくれればと考えています。
【大槌町】元・大槌商工会青年部 部長 三浦 秀次さん
8月には、みんなが花火を見れるような町に復興していて欲しい。そんな思いから実施を決めました。
江戸時代の隅田川の花火大会は大火や疫病を沈めるための目的もあったと聞いたことがあり、その意味合いも込めて大槌町の慰霊になればと考えています。 また、地鎮祭ではないですが、もう2度とこのような災害が起きないためにも、この花火がそういう役割を果たせるといいと思います。
【山田町】元・山田町商工会青年部 部長 川石 睦さん
山田町は、もともと祭りが盛んなところで、イベントも多い町でした。この花火の話をいただいて、その日くらいは、みんな笑顔で海岸でバーベキューしたり、 帰省してくる家族と一緒に素敵な時間を過ごせればいいと思いました。
【山田町】元・山田町商工会青年部 副部長 佐藤 剛範さん
こういう状況で本当にできるのかと思いました。ただ、何かやらないと駄目だと、このまま下を向いていても駄目だと思いました。山田町の花火大会も今年で5回目で、また、今年で私も青年部卒業だったこともあり、最後の花火大会ということで、開催できないことが悔しい思いでした。この話をいただいて、よかったです。
【大船渡市三陸町】三陸港祭実行委員会 副委員長 工藤 和昭さん
お盆のつかの間の花火をたのしんで。この企画に非常に感銘を受けた。なんとか三陸港祭実行委員会のなかで、その趣旨を伝えて、みんなに協力をしていただくのが第一ステップだと思います。
【大船渡市三陸町】三陸港祭実行委員会/ 大船渡郷土芸能協会 副会長 古水 力さん
今年はこのような被害があり、港祭実行委員会は、花火の打ち上げはできないと判断をしていました。そんな時、追悼と元気を与えるというこの花火大会の計画を聞いて、非常にいいことだと感じました。
【大船渡市三陸町】三陸町商工会青年部 片山 秀樹さん
いい話だと思い、すぐに手を挙げました。今回自分も被災したのですが、地元を元気づけるもののひとつになればと思い参加しました。なんとか盛り上げていきたいと思います。
【いわき市】いわき花火大会実行委員会 委員長 八巻 義英さん
いわき市は観光の盛んな地域です。今回の地震で被災し、原発の問題もあり、観光客が減っているのが残念です。また、これまで50 年以上つづく花火大会を行政の補助金なしで毎年開催してきました。その花火を途絶えさせてはいけないという思いから、今回の企画に参加しようと決めました。
<花火の歴史>
歴史的記録の残るものは両国の花火が最古となっている。時代は江戸へ。享保17 年(1732)の大飢餓で多くの餓死者が出、更に疫病が流行し国勢に多大な被害と影響を与えました。幕府(8 代将軍吉宗)は、翌18 年(1733)5 月28 日(旧暦)犠牲となった人々の慰霊と悪病退散を祈り、隅田川で水神祭を行った。この時に、両国橋周辺の料理屋が公許(許可)により花火を上げたことが由来とされています。(2010 年隅田川花火大会公式HP より)