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9月からスタートする自動車点検整備推進運動の強化月間に先行し、“女性たちの自動車点検整備習慣実態調査”を実施




国土交通省と自動車点検整備推進協議会が展開する「自動車点検整備推進運動」の『強化月間』が9月からスタート。
“女性たちの自動車点検整備習慣実態調査”を実施。


 国土交通省および自動車点検整備推進協議会は、2011年9〜10月の2ケ月間を、「自動車点検整備推進運動」の『強化月間』として、イベントの開催やポスター掲出等、日常点検や定期点検整備の重要性についての啓発活動を実施します。
 本キャンペーンに先立ち、毎年の強化月間中に実施される国土交通省のアンケート結果より、日常点検の実施率が低いとされていた、一般女性ドライバーにおける自動車点検整備習慣の実態について、エリア情報の人気サイト「Walker plus」(制作運営:(株)角川マガジンズ)の協力を得て、アンケート調査を行いました。

■ 4人に1人の女性が「自分自身で点検している」ものの、約4割ものご家庭で日常点検が行われていない。

 アンケート調査は、2011年8月、20〜40代の一般女性ドライバー300名を対象にネット上で行いました。その結果、意外にも4人に1人、25%もの女性が、クルマの日常点検を「自分自身で行っている」と回答。安全意識の高まりが見受けられます。
 一方、「自分自身では行わないが家族が行っている」方が、36.3%。「全くしない」ご家庭は、約4割にのぼりました。理由としては、「日常点検の知識がないから」(40%)、「定期点検や車検で充分」(26.7%)、「面倒だから」(18.2%)などのコメントが多くあがりました。

■ 半数以上もの女性が、自分自身で点検整備を行なっている女性を「かっこいいと思う」。

 日常点検を「自分自身で行っている女性」を、皆さんはどう感じているのでしょうか。「かっこいいと思う」(51.7%)、「うらやましいと思う」(20.7%)を合わせて、7割以上の方が非常に肯定的にとらえており、「なんとも思わない」(33.7%)という無関心層を大きく上回りました。“知識がない”、“面倒だから”という認識を改めることで、多くの女性がクルマの点検整備に前向きになると考えられます。
 では、日常点検を行っているご家庭と「全くしない」家庭におけるクルマでのトラブル経験や出費の現状に違いはあるのでしょうか。

■ 日常点検を「全くしない」家庭ではクルマのアクシデントが相対的に多く、「行っている」家庭の約65%は、「トラブルの経験はない」。

 クルマでのアクシデント経験を複数回答で問うと、「タイヤのパンク」(110件)「バッテリーがあがってしまった」(105件)が圧倒的多数。日常点検習慣別にみると、割合的にはほとんどの項目で均衡しているものの、経験人数でみれば「ランプ等の故障」以外の項目すべてで、日常点検を「全くしない」方による経験人数が最も多い結果に。
 日常点検を自分自身もしくは家族が行っている家庭では、65%が「トラブルの経験はない」と回答しています。クルマ自体や搭載機材のそもそもの不良も原因には考えられますが、日常点検をしっかりと行っている方ほど、アクシデントに遭っていないと思われます。

■ したがって、日常点検を「全くしない」家庭ではクルマのアクシデント時の負担費用が相対的に高く、「行っている」家庭の約70%が、
「費用はかかっていない」。

 クルマの故障等のトラブルには思わぬ出費がつきもの。アクシデントの際に要した費用相場を伺うと、「10,000円〜 49,999円程度」が最も多く、日常点検を行っている家庭でも、やはりトラブルに応じたそれなりの費用がかさんでしまっているようですが、「100,000円以上」を費やしている方は、半数以上が日常点検を「全くしない」方でした。
 なお、日常点検を「行っている」家庭では、約70%が「費用はかかっていない」と回答しており、普段の日常点検が余計な出費を防いでいるとも考えられます。

■ 全体で4割以上の女性が、現在所有のクルマを「故障などの不安を感じなければずっと乗っていたい」と考えている。

 最後に、一般女性ドライバーのマイカーへの愛情度合いを確認しようと、現在のクルマをあとどれくらい乗り続けたいかを伺うと、実に4割以上の方々が、「故障などの不安を感じなければずっと乗っていたい」と答えています。続いて、どのような時に買い替えを考えるかを聞くと、やはり「クルマがよく故障するとき」(37.3%)という回答が最も多く、続いて「維持費がかさむのを感じるとき」(32.7%)が続きます。余計なコストを費やさず、長く愛車と付き合っていくためにも、“クルマの愛情点検”を心がけましょう。
 今回の調査結果を受けて、モータージャーナリストとして活躍している飯田裕子さんより、「クルマの点検整備は、安全面はもちろんのこと、例えばコスト面や精神的不安解消という意味では自分の健康や美容に気を使うのと似ています。日常のケアを行っていれば、愛車のトラブルや入院などを防ぐことができる。愛車の美と健康を保つために“ちょっとしたケアが大事”という意味、特に女性ならわかっていただけるのではないでしょうか。」と、女性ドライバーに向けてアドバイスいただいています。

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              【調査概要】
  ● 調査方法 :インターネットによるアンケート調査
  ● 調査期間 :2011年8月1日(月)〜5日(金)
  ● 調査エリア:全国調査
  ● 対 象 者:20〜40代の成人女性かつ自家用車を所有し日常運転をしている
          ドライバー
  ● サンプル数:300
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 なお、9月5日(月)13:00〜新宿ステーションスクエア(JR新宿駅東口前)にて、一般ドライバーに向けてキャンペーンの開始を告げる「2011自動車点検整備キックオフイベント」を開催します。当日は、クルマ好きなお笑いタレントのペナルティ・ヒデさんが、女性自動車生活ライターの飯田裕子さんとともに、点検整備のポイントをレクチャー。そこへヒデさんを慕う楽しんごさんも駆けつけ、自動車点検整備推進宣言を行います。会場で配布する点検整備に関するアンケートに協力いただいた方々には、楽しんごさんの決めポーズ“ラブ注入”をモチーフにしたハート型のケースに収納できるエコバッ
クをプレゼントします。
 また、本キックオフイベントを皮切りに、9〜10月の2ヶ月間、全国33都道府県、全76会場において、ご家族そして女性の方でも楽しめる点検フェスティバルやマイカー無料点検・整備相談など全国各地のイベント会場で開催します。
(※詳しい情報はhttp://www.tenken-seibi.comをご参照ください。)

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